【感想・ネタバレ】横浜市警第3分署 ヘブンズスラムのレビュー

あらすじ

県警の相次ぐ不祥事で警察への信頼が揺らぐなか、横浜市長は「犯罪のないクリーンな国際都市」を旗印に、地域密着型の自治体警察を復活させた。治安の悪い危険なエリア天国区は別名〈ヘブンズスラム〉と呼ばれ、貧困と暴力に支配されている。管轄するのは横浜市警第3分署。殉職率の高さと地名をかけて、ここへの異動は刑事たちの間で「天国行き」と囁かれていた。警察小説、堂々開幕!

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Posted by ブクログ


警察法第五十二条に基づいて設置される市警察部は、大都市の警察事象を管轄する同府県警配下の機関であり、多くは連絡や調整を行うが、北九州市警察部のように実働部隊がいるケースがある。
本作はそんな市警を擁する横浜市を想定し、スラム化した地域の分署を描く警察小説。

守るに値しない市民。道徳的ではなく、あくまで法に則ると、正義とは。
マイケルサンデルの著書を思い出すな。

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2020年08月11日

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