【感想・ネタバレ】萌えビジネスに学ぶ「顧客を熱中させる」技術のレビュー

あらすじ

アイドル、ラノベ、ゲーム、アニメなど、いかにして「萌え」は作られたのか? 「AKB48」、「涼宮ハルヒ」、「らき☆すた」など、実際の人気作品を多数取り上げ、そのマーケティングの仕組みや売れた理由を徹底分析! 本書では、まず「萌え」の正体を明らかにし、「萌え」とユーザーの関係に迫り、 そしてアップル、ディズニー、グーグルなど世界の名だたる企業がユーザーの心をつかむためにどうのような取り組みをしているか、アニメ、ゲームといったコンテンツ業界がいかに「萌え」を作っているかを紹介し、最後に「萌え」をビジネスに組み込む方法をくわしく説明する。「萌え」を根底で支えるのは、「消費者(ユーザー)の共感」だということを頭に叩き込み、ビッグヒットを生み出すコツをつかんでほしい。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「萌え」を根底で支えるのは「消費者(ユーザー)の共感」です。

p30 「ユーザーが参加する仕組み」

p53 ファンは広義のAKB48であり、そこに「参加している」という構造

p54 アーティストの活動そのものに深く参画していることを明示する

p59 「0円広報部隊」の存在を無視することはできません。

p67 消費者行動の仮説SIPS・・・「共感する(Sympathize)」→「確認する(Identify)」→「参加する(Participate)」→「共有・拡散する(Share&Spread)」

p72 「顧客の感情をいかに動かすか」

p78 1 とにかくユーザーに「聞く」 2 ユーザーの「声」を反映させる

p85 「デザインはいいけれど、使いにくいマックをどうするか」という課題をユーザーに与え、それを自己解決するように仕向けた

p92 コンテンツにおける本質的な目的は、ユーザーの共感をどうとらえられるかという一点に集約されます。

p107 「ものがたり」の品質と、それを受け入れる「人」にフォーカスする

p123 [芸能における「ものがたり力」のポイント] 1 お約束性がある 2 ファン同士の交流 3 解釈可能な部分が多い 4 メンバーの役割分担の明確性

p132 そのブランドが現在の地位を獲得するにいたった理由や歴史、そこにまつわるエピソードであり、そこに共感する

p147 「ものがたり力」活用6ステップ 1 雑誌を読む 2 インターネット検索 3 ソーシャルネットワーク検索 4 顧客インタビュー 5 コミュニケーションチャネルの整理 6 顧客像の再構築

p157 「少なくとも『美しさ』というものに関わる仕事をしていながら、最終消費者の普段見ているもの、憧れているもの、触れている言葉をまったく知らなかった」

p166 ポイントは「練りこむ」です。

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2012年11月11日

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