あらすじ
月間4000万近いPVと60万人のフォロワーをもつ、ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」。大ヒット映画『モテキ』の舞台にもなるなど、カルチャーファンからの認知は絶大だが、ただ閲覧者が多いのみならず、「ナタリー、ありがとう」と単なるニュースサイトの枠を超えて「愛され」ている稀有な存在でもある。その秘密を、創業者にして音楽ナタリーの編集長でもある大山卓也が初めて「ちゃんと」振り返ります。
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Posted by ブクログ
ナタリーってこういう感じやったんや。
ミシマ社やpatagoniaのストーリーに触れた時のような、清々しい気持ちになれるナタリーの創業物語。
表現する < 伝える(ファン目線で)
今までのナタリーについて自分語りしているけれど、ナタリーらしいから全然いやらしさがない。かと言って冷めているわけでもなくやっぱり掴みどころがない(笑)
でも、ナタリーが大切にしている、
批評をしない × 全部やる = ぬるいものはダサい(美徳はウザくない・さりげない)
というナタリースタイルからは、とっつきやすいいいお兄ちゃん感が出ている。
忌野清志郎さんの葬儀取材エピソードにはふるえた。こういう想いを持っているマスメディアがいることが救いやなー、と。
紙メディアでなく、ウェブメディアである必要性を大事にして信頼してもらえるスタンスで戦っていくナタリーのような媒体がもっと増えればいいのに!