【感想・ネタバレ】ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年12月16日

ナタリーってこういう感じやったんや。
ミシマ社やpatagoniaのストーリーに触れた時のような、清々しい気持ちになれるナタリーの創業物語。

表現する < 伝える(ファン目線で)
今までのナタリーについて自分語りしているけれど、ナタリーらしいから全然いやらしさがない。かと言って冷めているわけでもな...続きを読むくやっぱり掴みどころがない(笑)

でも、ナタリーが大切にしている、
批評をしない × 全部やる = ぬるいものはダサい(美徳はウザくない・さりげない)
というナタリースタイルからは、とっつきやすいいいお兄ちゃん感が出ている。

忌野清志郎さんの葬儀取材エピソードにはふるえた。こういう想いを持っているマスメディアがいることが救いやなー、と。
紙メディアでなく、ウェブメディアである必要性を大事にして信頼してもらえるスタンスで戦っていくナタリーのような媒体がもっと増えればいいのに!

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Posted by ブクログ 2014年08月28日

元気になった!魅力的なサービスのスタートアップはたのしい(ひとごとだからだけど)。ほぼ日の本に通ずるものを感じた。ドタバタさと真剣さが素敵。ゆるく見えるけど真面目真面目。
巻末に津田さんと唐木さんの対談があり、大山さんという人の人柄が伝わってくる。本文だけではわからなかっただろう。対談付きでひとつの...続きを読む物語。
ナタリーは、カッコいいお兄さんたちが、意外にまじめに真剣にたちあげたサービスなんだなあ、と楽しくなった。
これからもナタリー読みます!

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Posted by ブクログ 2014年08月26日

キュレーションメディアとか最適化とか、それぞれの趣味嗜好に合わせて世界を作るテクノロジーに目が行きがちな今。

ナタリーという音楽情報サイトがどのような想いと歴史で作られてきたのかを明らかにする作品。

キュレーション以前の世界がしっかりしていないと、キュレーションもへったくれもないんだということに...続きを読む気づかせてくれた。やっぱりコンテンツはちゃんと作られないといけない。

この気付きは自分の仕事観にも影響を与えてくれそうだ。

と同時に、著者でありナタリーの創設者である大山卓也氏以外にも、ナタリー倒産の危機を救った津田大介氏が持つ営業力やマネタイズに対する観点も強い影響を与えてくれる。

仕事を哲学しながら楽しみたい人には確実に面白い作品。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年08月25日

ぬるくなく、全部やる。ナタリーの歩みと熱量が伝わりつつ、後半の津田氏×唐木氏の対談で、著者のパーソナリティが第三者的に見えて来たのがまた良かった。 で、思わず一気読み。

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Posted by ブクログ 2017年08月27日

世の中から評価されているサービスが、ちゃんとした想いや軸によって作られていることを知り、ホッとした気持ちになった。私もそうでありたいし、そんな仕事をしていきたい。

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Posted by ブクログ 2015年04月18日

大山卓也さんが「好きだから続ける」をナチュラルに実行するすごい人だということがわかる本。残念なほど気の短い私には参考にこそできないが、ナタリーファンとしてはその背景にドカンと立った大山さんの信念を堪能できて大満足。

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Posted by ブクログ 2014年12月31日

ナタリーの歴史が分かる本。特に、「ちゃんとやろうぜ」にはいろいろ考えせられてしまった。大山さんの家は全然モノがないらしい。

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Posted by ブクログ 2014年12月02日

ナタリーというサイトがあるのは昔から知ってたけど、こんな拘りというか熱いサイトだという印象がなかった。さすがにここまで音楽に情熱がないということもあるけど、ここまで真のメディアであることに拘っているとも思ってなかったから。著者本人は淡々と、どちらかというとダメ人間風に自分の事を書いているけど、巻末の...続きを読む対談を読めばただ者ではないことは分かる。本書のそこここにも書かれているけど、巷にはいい加減なサイトが多く、もうそれが当たり前だと思っていたけど、ナタリーのように私見を交えず事実をひたすら書き続けるサイトが存在し、それが続いている事に驚いたし、夢を感じた。私も偏見を持たず、本当のウェブサイトを求めて行こうとおもった。

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Posted by ブクログ 2014年11月16日

ナタリーが今のようになるまでを、生々しく書いている。一つのメディアが立ち上がるまでの熱気、挫折、喜び、色々なものが伝わってくる。
そして、他と同じことはやりたくない、他ではないことをやる、自分が正しいと思うことをやる、という本人の強い意思と繋がった商品作りでもある。一つのメディアが立ち上がるまでの物...続きを読む語としてとても面白かった。

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Posted by ブクログ 2014年11月08日

自己表現を徹底的に排除し、フラットにニュースを扱うということに徹する強い思いと継続性があってこそ、ここまでのメディアとして成り立ったのだなあ。

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Posted by ブクログ 2014年10月26日

1日に一度以上は必ず見ている、音楽情報というよりポップカルチャー全般を扱うサイト、「ナタリー」。
この種のサイトが数年前から乱立する中、ナタリーだけがある種の熱気を持って迎え入れられているのはなぜだろう? とずっと気になっていたので、読んでみた。
「みっともないことはしない」ことを大前提に、設立当初...続きを読むから「編集者の仕事は自己表現ではない」とライターたちにさんざん言い聞かせ、全部のニュースをフラットに扱うことで、今の地位を築き上げたのだ。
簡単なようでいて難しいこれらのことを事もなげにやってのける大山卓也という人は、共同事業者の2人の言葉を借りれば「確実に天才」なんだろうな。

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Posted by ブクログ 2014年10月11日

Perfumeのキモい(褒め言葉)記事をどこよりも早く(最近はそうでもないときもあるけど…)上げてくれるナタリーってまさにどうなってるんだろうと思って手に取りました。

結果、思った以上に真面目に地道に作られてることを知って好感を持ったと同時にこういうメディアが長続きして欲しいと感じました。

「欲...続きを読むしいと思ったものが世の中になかったから自分がやる」という姿勢は、本当は誰もがやりたいと思いながらなかなか行動には移せないものですが、それをフットワーク軽くやってしまう、そしてそれが多少行き詰まっても問題を解決し続けていけるのが大山さんの凄さでしょうか。

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Posted by ブクログ 2014年10月06日

日々コツコツと、プライド持ってやりましょうよ、ってそういう話。Webメディアに限らず、いろんなところに通じること。
やめるときはスパッとやめるって話も大事な要素だと思います。

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Posted by ブクログ 2014年09月17日

薄い。読みやすい。そして、腹に落ちる。同じ時代を愚直に生きてきた人の本。社員が数名の時に、本気でナターシャに応募することを考えた時期があったなあー

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Posted by ブクログ 2014年09月06日

確かにロキノン的な私語りというか自分の人生と合わせてアーティストや楽曲を語るというメディアがあってそれはそれで当然好きだし影響を受けているけど、自分がさほど興味がない場合だとその私語りがシールドみたいに邪魔になってしまう。
そういう意味でフラットに情報プラス少しの取材や確認したファンなら知り合いこと...続きを読むをを一緒に載せているナタリーってメディアが広まっていったのはその自意識を抜いたファン目線で作られたからなんだろう。
『文化系トークラジオLife』の「ソーシャル、レジャー、リア充」で津田さんも言ってたみたいにmixi時代から誰かにニュースを教えたいって欲望ともそのフラッとさがうまくあったんだろうなって。
大山さんが語る部分と津田さんと唐木さんの対談が相互補完しながらナタリーというメディアと大山さんという編集者が浮かび上がってくる。

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Posted by ブクログ 2016年02月11日

ナタリーって実はよく見たことないけど、
いわゆるコアな文化系のファンの人たちから
支持されているサイトってことでたぶん合ってて、
そのターゲットに対して徹底的に正直に向き合い、
自分たちの揺るがないスタンスを持ってるってところが
興味深かった

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Posted by ブクログ 2015年07月11日

ナタリーは、記事のアップが早くて、記事に変なジャンルの偏りがなくて、変にこった動画とかがないからサイトのダウンとかもないし、些細な情報もアップしてくれて音楽サイトとして一番信用してる。音楽のことを聞いたらなんでもひとことで答えてくれる仲いい友達って感じ。実際に友人と音楽の話するときも、ナタリーにアッ...続きを読むプされてたっていうより、ナタリーがこう言ってたって話すし。。。っていう私にとってのナタリーですが、それは「ナタリーらしさ」として創業者が強く意識して実践していることとわかり非常に嬉しく感じた。当たり前のことをきちんとやるって簡単そうに見えてすごく難しくて、大切なことなんだなと改めて思い知らされた。これからも進化はし続けると思うけど、芯はここままのナタリーであり続けてほしい。

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Posted by ブクログ 2015年07月04日

ナタリーって実はよく見たことないけど、
いわゆるコアな文化系のファンの人たちから支持されているサイトってことで多分合ってて、
そのターゲットに対して徹底的に正直に向き合い、自分たちの揺るぎないスタンスを持ってるってところが興味深かった。

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