あらすじ
異常な怪力のせいで三度目のお見合いに失敗した王女ディートリンデ。彼女に残された道は、ただ一つ。兄王の命令通りに結婚して、離婚されないように役に立つ妻だと認めてもらうこと。そのためなら、魔物あふれる山を持つ伯爵ランベルトのために、魔王だって倒してみせる。そう斧を手に決意したのだが…。結婚早々、旦那様の正体が魔王だと知ってしまって!? 退治すべき? それとも尽くすべき? 悩ましき怪力王女の新婚ラブコメディ。
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かわいいお話
最初はヒロインの不遇さに同情する気持ちでいっぱいだったのですが、出てくる人や魔物がみんなかわいいとはどういうことだ!となり、そこからは夢中で読み耽ってしまいました。
ヒロインの異能が怪力というのもおもしろいし、魔王が箱から出てくるとか猫になるとかもう超かわいい。
終盤のみんなで協力して事態をおさめようとするシーンは笑いの嵐でした。
コント観てるみたいでとっても楽しかったです。
読後もほっこりするし、兄がその後どうなったのかなは番外編で読めたら嬉しかったけど、とってもおもしろかったです。
続編あればいいのになあ。
Posted by ブクログ
箱入りってそういう意味の箱入りだったのか……!
と、読んだ時の衝撃(笑)。
ヘタレ魔王と怪力王女のラブコメはたいへん可愛く、ラストの魔王退治はゆるくておもしろかった。
Posted by ブクログ
あらすじに惹かれて購入。
最初、普通に話が進むなぁって思いながら、ランベルト本体に会うところで、一気に笑いが・・。
魔王なんだけど、吸血鬼みたいなのを想像してて、最初ランベルトが入っている箱っちゅうのは、棺桶だと思ってましたけど、ほんとに箱だったのは驚き。たぶん頭しか入らないくらいの箱だったんでしょう。
ランベルトの説明は一切聞かずに攻撃しまくるディートリンデだったけど、運良く箱から出られたランベルトが走り去って、クロネコに変わるところもなんとも言えず。
また出てくる魔物がかわいいです。カラーイラストのところにうさぎちゃんが出てますが、あの堅物の兄王様もおもわずかわいいって言ってしまいそうになるくらいらしいです。
一番笑ってしまったのは、最後の魔王VS王の戦いのシーンでしょうか。お化け屋敷や肝試しのようなのですが、兄王の感想がおもしろいです。兄王も役者の一人なんで、護衛たちのような反応は見せないですが、外に出せないツッコミを随時やってます。
全体的に笑ってしまう要素が多いので、公共機関で読むのは避けた方がいいと思います。私は寝る前に読んでて、主人に怪しまれました・・・。
いい人(魔王)すぎる
ランベルトがいい人すぎる~(泣)何百年と箱に入っている羽目になったのに性格もかっこよすぎる!そこへ来てのディートリンデはぶっ飛び過ぎて好きにはなれませんでした。悪い子じゃないんですけどね、若いから致し方ないのかもしれないけど、もうちょっと落ち着こうよと言いたい。年齢差とか老いはどうするのでしょうかね?
Posted by ブクログ
異常な怪力を持ち、王女なのに周囲の者からは魔物扱いされるディートリンデ。三度のお見合いに失敗し、兄王に命令として嫁がされたのは魔物が棲む山の領主ランベルト伯爵。今度こそ失敗しないためにもディートリンデはランベルトのためにその怪力で魔物の王を倒そうとするが・・・。
箱入り魔王が本当に箱入りだった時の笑撃(笑)
そういう意味での箱入りだったとは思わなかったwwその後、無事?に箱から脱出できたのはいいものの、今度は猫だし。出てくる魔物たちも毒気を抜かれるとめっちゃ可愛い姿になるし可愛い小動物?がいっぱい出てきます。中盤からは始終ゆるい感じ、コメディタッチで進みます。ラストのランベルトと兄王との劇?も肝試しのようで緩いゆるいww軽く読めました。ランベルトはヘタレ魔王ですがそこは優しさでしょう。か弱そうに見えるディートリンデもふたを開けてみれば怪力で結構無茶をやらかすタイプだったのでそのギャップでなかなか楽しめました。恋心を自覚した2人がイチャつく所とかももっと見てみたかったな~とか思いました。