あらすじ
火の山への旅を終え、戻ってきた静かな日常の中、幻獣、外つ国の妖、妖狐……妖鬼・皐月と猫先生の周辺にはいろいろな出来事と妖が。妖鬼・皐月の物語完結巻。
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Posted by ブクログ
2015年、28冊目は妖鬼、皐月のシリーズ3作目にして、シリーズ完結編の連作短編集。6編収録。
あらすじ:県境守の妖鬼、皐月。彼女は魂追いの少年、縁。”火の山“の河童、ねねこを蘇らせた、ネネ。皐月の愛馬、布団。ネネのために縁が作った小木馬に獣の魂魄を吹き込んだ、小餅。と暮らしていた。そして、縁には、常世へと魂の流れる川の主となる日が迫っていた。
妖(あやかし)の寿命は果てしなく長い。時代は移り変わり、里の様子が変わっても、皐月はネネに悪態つかれながらも、今もどこかで、縁を探しているのだろう。皐月やネネの魂が常世へと向かう川へ行くのはまだまだ先のコトだろうから……。
癒しのホラー。日本昔話的和風ファンタジー。最後は、チョット、甘酸っぱく、切ない読後感。
自分らしくはナイかもしれないが、★★★★☆あげてもイイでしょ。
再読時は、3編連続で読もう。
Posted by ブクログ
生き屏風からはじまるシリーズ最終章で、連作短編集です。
前作で「道の主」との約束が縁に陰を落とします。
夢中でした約束だったけれど、恐れを感じてしまい
ふらりと旅に出ては戻る生活を続ける縁。
約束の時はあっさりとやってきます。
突然消えた縁の気配を感じて皐月とねねは旅立ちますが
約束の内容を考えると切ないです。
ある意味究極の選択的な話だとも思う。
約束の内容を知らないから、縁を探し続けられるんだろうけど
約束の内容を知っていたら?
もしくは、約束がなかったとしたら?
人間である縁と共に暮らし、老いて死んでいくのをみるのも
やはり辛いことなんだと思ってしまう。
本作では、シリーズで出てきた人間やら妖などが再登場します。
そういう繋がりも楽しめましたが、優しく切ないお話でした。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
これで完結なのかと感慨深い。
どうやって知ったんだろう?と思い返すも思い出せず、ただただ、巡り合えたことに感謝。
早く別の作品も読んでみたい。