あらすじ
木かげから飛び出した茂は、声のした方に向けて懐中電灯をすばやく点滅させる。その瞬間、闇にひそんでいた風魔忍者は目がくらみ、屋根からころがり落ちた。だが、そこには茂がばらまいておいたカンシャク玉が……。茂は古道具屋で買った奇妙な機械(タイム・マシン)をいじっているうちに突然、江戸時代の寒村へ来ていた。そこで、人々を苦しめる風魔忍者団を目撃した彼は正義感に燃えて彼等と対決! 現代と過去の対比をたくみにとり入れた光瀬龍の傑作ジュニアSF。
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中学生が古道具屋で偶然見つけたタイムマシンで
江戸時代へタイムトリップして、現在のアイテムを持ち込んで
敵方の忍者と闘うという荒唐無稽な内容でしたが、
少年の心を掴む何かがこの作品にはあり、少年の頃夢中で読んでおりました。
学習雑誌などで後に大家となるSF作家による同様の作品が
競争するように数多く発表されましたが、この作品は特に面白かったです。