【感想・ネタバレ】三色ボールペン情報活用術のレビュー

あらすじ

情報は自分の暗黙知とクロスさせなければならない。くぐらせる、立ち上がらせる、組み替えるの3つのスタイルを軸に、情報を立体化し真に効率的に活用する技を伝授する。
※本書はカラー端末でご覧いただくことをお勧めいたします。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 使える情報とはそれがどこにあるかすぐに引き出せて、活用できるものである。必要なときに活用できなければ、何の意味もない。そのため、溜めておく情報というのは役に立たないし、情報を必要以上にきれいにまとめる必要もない。そして、情報は整理するものではなく活用するものであり、整理することがそのまま活用になるようにする。
 本書では、赤・青・緑の三色ボールペンを用い、
赤――客観的に見て、最も重要な箇所
青――客観的に見て、まあ重要な箇所
緑――主観的に見て、自分がおもしろいと感じたり、興味を抱いたりした箇所
として資料に線を引いたり丸で囲ったりする情報活用術が紹介されている。ここで黒を使わない理由は、書き込んでも有彩色のように目立たないからである。また、黒があることにより先述した三色で書き込むんだ、という意志が弱まるため、黒が入った四色ボールペンも使ってはならない。
  情報は自分の内側に取り込まなくては意味がない。自分の内側に取り込むかどうかの基準は、緑である。緑のない資料は、自分の役に立つことはない。緑があるものは、そのときは意識することができなくても、あとになって気づくようなヒントをたくさん含んでいる。また、暗黙知を広げるには、異種の情報源に積極的に接するのが良い。
 三色を用いた情報活用術は、メモやプレゼン、手帳にも使える。
 メモを取るときは、 赤と青以外では、これは必要はない、興味が湧かないというところは、書かなくていい。自分が触発されないことはメモを取らない。
 プレゼンでは、青の文章の中に、中核となるような赤を入れ、そしてヴァリエーションをつけるために緑を入れる。
 手帳では、 最重要の用事は赤、まあ忘れてはいけない用事は青、趣味的にやる用事は緑として予定を記入する。また、ひとコマを意識して予定を立てる。

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2019年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんなことでも,すくなくとも3つの視点で見るとよいことは,多くの人の経験則だ。
電磁気学でも,電気,磁気,運動力の3つは垂直の方向を向いている。

3色ボールペン法は,そんな経験則を生かす手段の1つ。

 赤:客観的に見て,最も重要な箇所
 青:客観的に見て,まあ重要な箇所
 緑:主観的にみて,自分がおもしろいと感じたり,興味を遺体足りした箇所

 多色刷の例がよい

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2012年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カードづくりに手間暇をかけな。活用できなければ無駄。資料を溜め込んでも使わない。
整理することが活用になる方法。情報をお蔵入りさせない。
いつか使うだろう、はなんの役にもたたない。

三色方式=赤、青、緑。重要、次に重要、個人的に興味。
線を引きながらよく。
黒ではない。赤、青、緑。
三色ボールペンは脳を鍛える道具。

ノートを取る、は板書する、のとは違う。喋るのを聞いてノートにとる=理解力と表現力が必要になる。

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

齋藤孝先生の別の本で三色ボールペン活用法を知って、実際に詳しくどうして三色なのかを知りたくて読んでみた。

今まで黒ボールペンを軸として、青と赤のペンを使ってマーキングや手帳を色分けしてきたが、『黒は判断停止の色』と言われ、ドキッとした。確かに、自分でも黒で書き込んでいる時は、そんなにこころが動かされないし、見返しても目に飛び込みにくい。これからは黒の分量を減らしてみよう!それだけでも自分の糧になったが、さらに赤と青と緑の三色を使えば、より情報を活用出来るようになる…とのことだが、なかなかの鍛練が必要と思う。とりあえず読書をするときの『なぜそうやって書き込みをするのか?』の答えが知れてよかった。

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2022年03月02日

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