【感想・ネタバレ】嘘と絶望の生命科学のレビュー

あらすじ

STAP細胞事件の背景をえぐるレポート! カネと名誉と成果、そしてブラック企業化する研究室――。iPS細胞の臨床応用にはじまり、難病の治療、食糧危機解決まで、あらゆる夢を託された生命科学。しかし、予算獲得競争は激化、若手研究者の奴隷化が進むなかで、研究不正が続発――。今や虚構と化した生命科学研究の実態を、医師にして元研究者の著者が厳しく問う。いま、生命科学に何が起きているのか!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ブラック企業化する大学の研究室。程度は違えど、どこの研究室でも起こっているだろうし、起こって当たり前の環境だ。教授たちや学生たち一人一人が気を付けて、どうにかなることではないので、制度から変えなきゃな。

研究界、特に生物学界、にこれから入っていこうという人は現状を知っておくためにも読んでおくべき本である。

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2015年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

筆者はバイオ系博士課程から、医学部に転向した現在医者である。バイオ系の大学院生、ポスドクを取り巻く就職状況や労働状況を分析した。年収や就職先、就職率など統計的なデータを用いており、客観的な分析を行っているが、ところどころに筆者の呪詛が。。。
 完全に距離をおいた分析の書として熟読するより、筆者の呪詛が含め楽しむつもりで読む本。

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2015年05月24日

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