嘘と絶望の生命科学

嘘と絶望の生命科学

作者名 :
通常価格 865円 (787円+税)
紙の本 [参考] 880円 (税込)
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作品内容

STAP細胞事件の背景をえぐるレポート! カネと名誉と成果、そしてブラック企業化する研究室――。iPS細胞の臨床応用にはじまり、難病の治療、食糧危機解決まで、あらゆる夢を託された生命科学。しかし、予算獲得競争は激化、若手研究者の奴隷化が進むなかで、研究不正が続発――。今や虚構と化した生命科学研究の実態を、医師にして元研究者の著者が厳しく問う。いま、生命科学に何が起きているのか!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春新書
ページ数
225ページ
電子版発売日
2014年09月19日
紙の本の発売
2014年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
3MB

嘘と絶望の生命科学 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2014年11月10日

    ついに死者まで出てしまったオボガタSTAP事件。しかし、コピペとつじつま合わせが当たり前の論文や、共同著者論文とは誰も全体の責任を持たない論文であること、博士号資格がろくなチェックを受けずに与えられていたことなど、日本バイオ研究界の闇を明らかにしてくれたという点では評価されるべきかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2017年03月09日

    現在理系の中でもドル箱産業になりつつある生命科学への警鐘を鳴らす一冊。

    実際に研究職に携わっていただけに非常に説得力があった。

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    Posted by ブクログ 2014年12月26日

     あらすじを読むと、いまはやりの「STAP細胞事件」が特別なことと言うよりは、よくあることであると分かる。
     大学や研究機関の閉鎖的な仕組みのなかで、それぞれが最少の労力で利益を得るために起きたのかな、と。
     象牙の塔はガラス張りにしないといけないんだろうなぁ。
     あー。
     あと、銀行が不正を防ぐた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月10日

    アカデミアを断念し,医転して現在は病理医をしている著者が,自分の経験と科学への関心・期待に基づいてバイオ分野での研究不正の背景に切り込んでゆく本。
    研究環境にまつわる負の側面ばかりが強調されてしまっているので,これを読んで,科学なんてまるでダメじゃないかと感じてしまうかも知れない。教授の権力濫用,ピ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月31日

    医者の生態について書かれた部分はまったく同感。基礎研究については、膨大な時間と金のムダが必要だと思ってるんだけど、それを許さない感じは昔っからあるかなあ。あとは学問の世界と企業をもっと活発に行き来する風土をつくると、一つの研究分野で失敗しても、才能ある研究者が行き場を失うことはないような気がしている...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月14日

    研究不正多発の背景には、成果への厳しい要求、激しい競争がある。院生はまともな教育を受けず、労働力として酷使される。科学版非正規雇用労働者ポスドク。ポストは少なく、数学や物理が苦手で他分野の職につけない。

    今の時代、仕事として普通に活躍できるところが、たくさんあるように思うのですが。

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    Posted by ブクログ 2014年10月10日

    IPS細胞、STAP細胞と話題に事欠かない生命科学。その裏側で過剰な予算獲得競争や、研究不正なども問題となっています。生命科学研究の現状の一面、それが研究不正を煽ってしまう構造を、かつて同分野の研究者であった著者の経験に基づいて書かれています。
    予算獲得・ポスト獲得への過剰な競争が研究不正の動機とな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月18日

    ブラック企業化する大学の研究室。程度は違えど、どこの研究室でも起こっているだろうし、起こって当たり前の環境だ。教授たちや学生たち一人一人が気を付けて、どうにかなることではないので、制度から変えなきゃな。

    研究界、特に生物学界、にこれから入っていこうという人は現状を知っておくためにも読んでおくべき本...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年05月24日

    筆者はバイオ系博士課程から、医学部に転向した現在医者である。バイオ系の大学院生、ポスドクを取り巻く就職状況や労働状況を分析した。年収や就職先、就職率など統計的なデータを用いており、客観的な分析を行っているが、ところどころに筆者の呪詛が。。。
     完全に距離をおいた分析の書として熟読するより、筆者の呪詛...続きを読む

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