あらすじ
大注目の新進作家・永野明が贈る大航海船上ドラマ、ついに出航!! 時は産業革命中のイギリス。貧民街で暮す少女・モニカは、屋敷の主人から愛息・エヴァンの子守をまかされるが、主人が船旅で行方不明になったことをきっかけに、屋敷から追放されてしまう。1年後、主人の墓を訪れた彼女が目にしたのは、離れ離れになったエヴァンと空の棺で――。主人の生存を願うモニカは、エヴァンを連れて蒸気船に乗ることを決意するが……!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これはもうなんだかものすごく楽しみ!
産業革命、イギリス、そして表紙の帆船に惹かれて、買ったのだけども、きらきら感が好みでした。ええ、きらきらした目が印象的。
もう少し産業革命感がでてたらうれしかったなぁと言うのもありますけども(・∀・)しかし、次巻が秋とはまた遠いな!
Posted by ブクログ
本屋でぱっと目についたので事前情報なしに購入。舞台がイギリス産業革命時、メイドのモニカが旦那様を探しに海へ! というあらすじだけで決めたのですが、買って良かった。
読後に私は物語の「広がり」や「奥行き」を感じ、これは面白くなるのでは、という手応えを得た。
舞台設定への興奮に加えて、旦那様の消えた理由、モニカ自身の出生、行動を共にすることになった義足義手の少年ルイスも訳あり……と散りばめられた謎がストーリーを引っ張っている。繊細な絵柄ながら、構図に迫力があり、一コマ一コマに手抜きを感じない。これが画力という奴なのか。
続刊も多いに期待できる作家さんがまた一人増えて嬉しい。
言葉より絵が内容を伝えてくるイメージの作品。
人生初の大航海にスタートをきる割にはよくある希望へのワクワク感みたいなものが
なく、どちらかというと不安感のほうが強いからか話のトーンが少し落ち着き過ぎかな?
もう少しワクワクしたかったかなぁ
でも面白そうな要素はあちこちに散りばめられてるので先は期待できるかも
Posted by ブクログ
産業革命、イギリスと来たら手に取らないわけにはいかなかった……。
少女が行方不明になった屋敷の主人を探しに行くお話。
船や蒸気機関の描きこみなど、細かくてコマを見ていて楽しい。
1巻はほんの序章…だけど、登場キャラクターの関係性についての伏線が巡らせてあり続刊が楽しみ。
とりあえずためしに、と1巻だけ買うのではなく2巻も買っておけばよかったと一人部屋の中で思う。
Posted by ブクログ
永野明のデビュー作。蒸気船の時代、船旅で行方不明になった主人の生存を信じ、愛息のエヴァンを守ってほしいという願いを叶えるために、モニカがエヴァンを連れて蒸気船に乗り込こみそして。。という物語。いくつかの伏線が用意され、続きが楽しみ。また後書きが個性的で面白かった。ちなみに漫画家はGペンを使うものと勝手に思っていました。