あらすじ
「……誰ともしたことないことが、してみたい」翻訳家の峰(みね)とバス運転手の安城(あんじょう)は、“目新しい友人”同士。峰は不器用にまじめで、フランクな安城には彼女がいた。異質な2人。だけど彼らは急激に仲良くなり、どうにもおかしな距離感になっていく。仕事、食事、友人関係。恋と共にある“暮らし”を細やかに切り取った、日記形式ストーリー。まじめ男と彼女持ち。2人が半同棲関係になるまでの、8ヵ月の日記。
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大好きです。
初めて読んだときは「???」となりましたが、じわじわと心にしみてきて、何度も読み返しています。紹介文にもある『誰ともしたことないことをしてみたい』が最高です。撃ち抜かれます。直接的な描写はないけどリバを匂わせているのも凄く好き。あたしゃリバが大好きなんだがリバ作品って少ないですよね。もっとあればいいのに。
良かったです
場面があっちこっち飛びまくりますが日記形式なので
ここはそういうことだったのかと読み返して気づいたりできます。
なかなかおしゃれで良かったです。
Posted by ブクログ
短編映画を観ているような気分になった。
時系列バラバラという斬新な手法…だからこそ洒落た台詞回しが生きているのかもしれない。
「どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだがとけていないということはない」
幸せと引き換えに失われてしまうもの。
みちこさんの疎外感が悲しい。