【感想・ネタバレ】やっとかめ探偵団と鬼の栖のレビュー

あらすじ

夜な夜な子供の泣き声が聞こえたアパートの一室から、親子3人の姿が消えた。名古屋のミス・マープルこと波川まつ尾(74歳)の駄菓子屋に集う婆ちゃんたちは、夜逃げだ、幼児虐待だと大騒ぎ。そんな時、山深い林道から母親の死体が発見された。「どえりゃーことだがね」まつ尾の指示で、ご近所情報収集に向かう婆ちゃんたち。やがて意外な真相が……(表題作)。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公まつ尾を中心とした穏やかなお年寄りが醸し出すのどかな雰囲気に似合わず、話は幼児虐待と子殺し、そして娘を思う母の代理殺人と続く。

こういったのどかな状況設定ではもっとぬるい湯に浸かったような事件が合うと思うのだが。
まつ尾の悲しい過去、幼くして別れさせられてしまった娘と心が通わせるシーンもあり、本作品はシリーズの中でちょっとシリアス編なのだろうか。

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2012年02月04日

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