あらすじ
就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。 そこは、親切だけど少し変わったマスターと、王子様と見紛うほど美形な青年がいる喫茶店『エメラルド』だった。 美形の青年――意地悪で高飛車な上倉悠貴との最悪の出会いを経て、『エメラルド』でウェイトレス兼探偵を務めることになった美久。 ドSな年下王子様と、すこしドジな助手の許に、今日も謎解きの匂いがほのかに薫る事件が舞い降りる。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
就職活動に疲れ切った女子大学生・小野寺美久が、ふと迷い込んだ不思議な場所。 そこは、親切だけど少し変わったマスターと、王子様と見紛うほど美形な青年がいる喫茶店『エメラルド』だった。 美形の青年――意地悪で高飛車な上倉悠貴との最悪の出会いを経て、『エメラルド』でウェイトレス兼探偵を務めることになった美久。 ドSな年下王子様と、すこしドジな助手の許に、今日も謎解きの匂いがほのかに薫る事件が舞い降りる。
【感想】
Posted by ブクログ
読み終わりました!
良かったです。。
どのお話もワクワクドキドキしながら読んでいました♪
こういう青春もの…大好きだな(〃^^〃)
読み進むうちに、だんだん悠貴くんの過去が気になってきましたね!
どうして探偵をやることになったのか…とか
あの黒い封筒もあの緊迫したシーンの謎も気になります!!
いつか明かされるのでしょうか??
その悠貴くんの過去の話も読んでみたいです!
第一話の「レモンティー」の最後の展開は驚きましたが
(他の回もそうです!…謎が明かされた時は
最後は驚きが待っている・・・・・みたいな笑)
淡い初恋の物語。。きゅんとなりました
(私も不思議なものが好きなので、ワクワクしました!)
だけど、ある誤解が生まれて・・・そのエピソードが切なかった。:゚(。ノω\。)゚・。
感情移入してしまいました。。
私もページを捲るたびに、はっとさせられました。。
(そういうことが何度か…)
P54『起こった事は覆らない。過去は決して変わらないし、現実に何が変わったわけでもない。それでも、確かに変わった事がある。』
物語の中だけでも良い方向に向かうことが出来て
良かったなぁ・・・二人のその後が気になりました!
第二話もとても楽しめた。。
三~四話は最初は冷や冷や
だけどラストにいくにつれ感動が待っています。o゚(p´⌒`q)゚o。
青春だなって思いました。
エピローグもです。。
夢があるって素敵だなって・・・
P288『人は案外自分の事を知らないのかもしれない。何が好きで、何に向いていて、これからどうしたいのか。この先どんな人になりたいのか。そんな漠然とした疑問を一つずつ確かめて、失敗して、初めて本当になりたい自分や一生の仕事に出会うのだろう』
・・・うんうん。。目からうろこが落ちるって
こういうことを言うんですね。。
私も自分の事よく分かってないのかもしれない。。
もっと知ろうと思った、どんどん我武者羅に受けていくんじゃなく
よく考えて・・・・・これからどうしたいのか
なによりも美久!
良かったね、自分の気持ちに気がついて
やりたいことも気がついて(〃^^〃)
次の巻も次はどんなストーリーが待っているのか、
読むのがとても楽しみです!
人の笑顔はやっぱりいいよね!
こっちまで幸せな気持ちになるよね。。
常連さんやお客さんの絡みも、どんな会話が生まれるのかって回を重ねるごとに
楽しみに読んでいます。
自分もお客さんとして
その場にいるような錯覚がします(笑)
時々、前回出てきた人達が出てきたりするのも
この本の魅力ですよね!
フレンチトーストの描写がとても美味しそうです!
食べたいな(〃゚σ¬゚)ジュルリン..食べ物の描写も魅力だな。。
学校のシーンは懐かしい気持ちでいっぱいになりました。。
Posted by ブクログ
相変わらず天然ですっとぼけた主人公と、頭はいいが口の悪いイケメンのやりとりだが、今回はあまり進展のない回だったかもしれない。事件ばっかりではなく、事件とみせかけてそうじゃないという話もあり、マンネリ的なものは感じなかったが、二人の関係性という点ではほぼ進展はない。ただ、なんだかんだ言っても、イケメンはすっとぼけ主人公の事が気になっている。ストラップだったか携帯だったかの一件では、イケメン君の触られたくない過去がありそうだが、それはまたいつか…って話なんだろうか。天然ちゃんだが、凄く気になるけれどそこは深く触ろうとしない主人公の性格の良さと大人の一面が垣間見えた。兄もいい具合に絡んでいて…、今後が楽しみではある。こういった類似作品が最近多い中、なかなか読める作品だと思っている。
Posted by ブクログ
前巻に続き、やっぱりおとぼけている美久と毒舌な悠貴の日常が描かれています。
空回りもしているけれど、美久の人を疑わない真っ直ぐな性格が、現実主義でひねくれている悠貴に、少しずつ変化をもたらしている気がしますね。
一章「レモンティー」で登場する翠子が、人を疑わない美久をばかな人と評していますが、その「ばか」な所に助けられる人も居ると思います。
あとがきにもある通り、この巻にはあなたの夢は何ですか?というメッセージが含まれています。
それに自信をもって即答できる人はどれ位居るでしょうか。
私は自信満々には言えませんでした。
でも「炭酸水」にあるように、その答えは自分の好きなことから見付かるのかもしれません。
そのことに少し救われました。
次巻も買いたいと思います。そろそろ悠貴の謎が気になってきましたね。