あらすじ
急に引っ越すなんて無茶苦茶や!小学4年生のタカユキと姉・かなの反対をよそに「田舎でたくさんのいのちに囲まれて生きたい」と考える絵描きの父親は、一家揃っ島への移住を決意した。都会で暮らした家族には不安いっぱいで始まった島の生活。だが、畑での格闘、ヒヨコの誕生と死、魚採り、などなど、心ときめく体験をへてタカユキはたくましく成長してゆく。島に暮らす人々、友達、家族の心温まる交流を交えて描く、自然といのちの物語。
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Posted by ブクログ
都会から田舎へ移住した家族の物語。
さまざまな命に囲まれた自然の中で暮らしたいからと、子供たちの反対を余所に田舎への移住を決めた父。最初は反発していた姉弟共に、自然の中での暮らしを通して成長していく物語。
この本もやはり家族の薦めで読んでみた。
読んだ印象は「北の国から」を子供たちの目線で描いた本。自然の中で暮らすというか、引っ越しとか、様々な経験を通して子供たちが成長していく姿が描かれている。これはあくまでも物語なので、現実はこんなに良い感じで進むかはわからないけど、子供には色んな経験が必要だと感じました。
Posted by ブクログ
父のひらめきで、島に移住することになった一家4人。
大人の勝手だと、猛反発する姉弟だったが、慣れない自給自足の生活の中で、いのちについて、豊かな生活について、考えるようになる。
自分の生活が、ほんとうに豊かだと言えるのか。
考え直した一冊。