あらすじ
49歳にしてランニングを始めた著者。最初は「義理走り」だったが、その魅力に目覚めついにマラソン完走を成し遂げる。ランニングが苦しいものだと信じている人たちに読んでほしいユニークなエッセイ。
※本作品は1990年12月にランナーズより刊行された単行本『灰谷健次郎が走る 遅れてきたランナー』を文庫化したものが底本です。
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Posted by ブクログ
スポーツは心身の解放
野菜に足音をきかせてあげなさい
子供に引かれるのは未知なるもののおもしろさ
いままでは朝起きてから、きょうはなに苦しいことしようかって思っていたのに、帰ってきてからは、なに楽しいことしようかって思うようになった」
こんな単純なランニングっていうのは貴重だと思っているんですけどね。自然に帰れ、のスタート点
走ることでいかに人生を生き生きさせていくか、それを次の世代に伝えられたらって思いますね。
一つの生命が生きて行くためには、たくさんの生命に繫がってあるという認識、そういう生活がない。