【感想・ネタバレ】女は太もも エッセイベストセレクション 1のレビュー

あらすじ

田辺聖子さんといえば、女性の心を鷲掴みにする甘やかな恋愛小説や、古典教養の世界に軽やかに誘う名随筆の数々……だけではありません。1971年から16年間の長きにわたり週刊文春に連載されたエッセイ「女の長風呂」シリーズには、男女の性の話、つまり下ネタが満載! 「女の性欲」「四十八手」「名器・名刀」などなど、今日の文豪・田辺聖子のイメージをひっくり返すようなタイトルが毎週並んでいました。もちろん、田辺エッセイに欠かせない相方「カモカのおっちゃん」も絶好調。笑い、ペーソス、下ネタ、時事ネタ……私たちがエッセイに求めるすべてがそこにはあります。おせいさんのエッセイが毎週読める、そんな贅沢な時代がたしかにあったのです。
本書は、長寿連載の中から、さらなる絶品、逸品を選り抜いたベスト・オブ・ベスト第1弾。女(男)ってこんなこと考えてるのか! と愕然としつつも、深いアフォリズムと成熟した大人の智恵が深く心に響いてきます。まさに必読。まだ読んでいない貴方が羨ましい、と申し上げるほかはありません。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一冊まるごと性について、田辺さんのフィルターを通した男性目線、女性目線で書かれたエッセイ。
カラリとした視点、文章なのでタブー!?なテーマもさっぱり楽しく読めるのですが、如何せん、一冊同じようなテーマなので、単調なリズムに感じられてしまったことが、田辺さんの文章が好きなだけに残念でした。

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2013年06月08日

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