あらすじ
超貧乏国の王女フィアに届いた一通の親書。それは『癒やしの魔法を操れるフィア』への縁談の申込み。好条件だけど、魔法なんて使えない……!! 父王が吐いた大嘘のせいでピンチに陥ったフィアは、嘘を真実に変えるため、精鋭揃いの魔法学院に通うことに! 身分がバレたら即退学&国存続の危機なのに、入学審査の時に助けてくれたクラスメイトのアルに、正体がバレそうになってしまって!? タイムリミット付きの秘密の魔法学院生活!
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癒やしの姫のわけあり修業
国全体が慎ましやかな生活を送る王国の王女フィアのもとへ大国の王子から超好条件の縁談が舞い込む。
どうやら父王の娘の売り込み(笑)が成功したおかげのようだけれども、その中の一つ、「癒しの魔法を使う王国一の魔導師」というは父王の盛った嘘で……。
正確には、幼い頃に魔法能力は発現していたものの、魔法嫌いの父王の方針で一切魔法の修行を行っておらず自在には使えない状態な訳ですが、ここまで読んで、自分で抑圧しておいて釣り餌には盛るとか都合良すぎるだろオッサン、とつい心の中で罵ってしまいました。
その後、自分で蒔いた種のクセにごねまくる父王を説得し、嘘を誠にするためという大義名分のもと、フィアは身分を隠し念願の魔法学院へ。
そして運命の出会いを果たすわけですね。
一学年を終える頃にはフィアの魔法もだいぶ上達し、更にはより好条件を出してくれる結婚相手まで見つけて、サクセスストーリーまっしぐら。
素直でお人好しな性格のフィアですから、周りが人外だったり腹黒だったりするくらいがちょうど良いです。
続巻は出るのかな?出るならまた買いたいなと思います。
Posted by ブクログ
父親が大々的に広告してくれた内容のおかげで
魔法学園に通う事に。
にやにやしてしまうほど、展開が愉快です。
天然ボケの彼女と、ツンデレデレ彼。
当然デレが早かった…いや、言葉の使い方に
当初問題あり??
ほとんど二人の世界、のような気がしなくもないですが。
お約束な悪役も登場しておりますが
単に自分一番、というだけやも?
それよりも、地味に問題ありなのは
主人公の友人、ではないでしょうか?
主人公主義になってしまっている気が
ものすごくするのですが…w
Posted by ブクログ
わけあり王女が身分を隠して魔法学校に通う話。
好きな要素がたくさん盛り込まれていたので、とても期待して読みました。
フィアが懸命に課題に取り組む姿には好感を持てたし、ぶっきらぼうながらもフィアを守ろうとするアルはかっこよかったです。
実はベスもレオンと同類なのでは…?と期待していたのですが、そこは違ったようで残念。