【感想・ネタバレ】思考を鍛える論文入門のレビュー

あらすじ

ニューヨーク同時多発テロ以後の一連の事件は、現代を生きる私たちにとって、実存にかかわる痛切な問題といえる。これと連関するかのように、二〇〇一年前後の大学入試論文問題は、西欧とアジア、南北の格差、グローバリズム、文化相対主義といったテーマをめぐって出題されてきた。ここに、日本の戦後責任を問い、歴史における主体性を問うといったテーマが加わり、あたかも現代思想のミニ舞台の観を呈している。このような状況を踏まえ、倫理とは何かを問いかけながら、論理力と思考力、そして書く力をいかにして身につけるかの指針を示す。受験生、大学生、社会人のための論文入門。

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Posted by ブクログ

難しいとにかく難しい。
非常に抽象的な話が多く分かりにくい。
けど頑張って読みたくなる本だった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大学受験小論文の問題からそのテーマの根源を模索しつつ、その問題の受験生の解答どうフィードバックされているかを鳥瞰的に眺め、どうテーマを掘り下げていくかを提示する本。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

人間の不条理性、人生の不可思議を語るに足る材料は揃えられているが、思考を鍛えるという語感に違和が残り続ける。受験生向きだとか、このような形でしか思想というものに触れえないというのは如何なものか。誰も彼も解説書ばかりで、真っ向勝負を避けているようにも思える。

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2020年01月05日

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