あらすじ
総北の『頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)』巻島裕介と、箱根学園の『山神』東堂尽八。漫画本編では描かれなかった二人のクライマーの熱き友情と過去を小説化!!
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Posted by ブクログ
既に漫画が描かれている部分も多く含んでいるのでボリューム不足を若干感じるものの、原作者さんがストーリーを考えているお話なので漫画との違和感はほとんど感じませんでした。立ち位置的に「余談」な話なので気軽に読めます。
作中で武蔵川くん(小説オリジナルキャラ)もツッコミを入れていたけど、巻島・東堂は「チームを組んでる」としか思えない程のつるみっぷり。この二人、こんなに仲良かったっけ…?アイコンタクトとかやたらとしてるし。読んでいてちょっと恥かしくなったところもしばしば。
ウザイやら何やらと云いながらも、東堂との勝負に胸を熱くする巻ちゃんの心情がよく分かった(こういうところが小説の強みだと思う)のが一番の収穫ですね。大会への申し込みを迷っていたところは実に可愛い…。
親衛隊と東堂のやり取りとか、原作漫画だとなかなか入れづらそうな細かい描写が見られたところもよかったです。
Posted by ブクログ
弱虫ペダル、小説版スピンオフ。巻ちゃん尽八コンビ、大好き!インハイ1日目の山での攻防は、舞台で泣き、漫画で泣き、小説でも泣きました。でもやっぱり、これを漫画で読みたい~。
Posted by ブクログ
本屋で売り切れてる…orz(2014/2/12)
何とか買えました(2014/2/17あたり?)
IH1日目にクライマー対決した二人の過去の対戦の記憶。
正直、他の作品の小説化を読むと日常話で違和感を感じることが多く期待していなかったんだけど、原作に沿った二人のレース対戦の様子が描かれていてこれはこれで面白かった。
ただ東堂がめっちゃライバル=巻ちゃんに執着しているように感じて何があったの?とちょっと問いかけたいレベル。
箱学のことや、前の年のIHで金城と福富の確執的なことにはあまり触れず、個人対個人、東堂対巻島の話だったのでもっとそこも触れてほしかったかも。
(巻ちゃんは坂道のこととか触れてたけども。