あらすじ
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統計のウソ、ギャンブルや配当に関するウソ、勧誘のウソ、占いのウソなど、世の中には多くのウソが満ちあふれています。では、なぜこうしたウソにだまされるのでしょうか?
その原因の1つに、数のトリックがあります。数字が入ってくると、瞬時にそのウソを見抜くことが難しくなるため、いつのまにか都合のよい数字だけを気にするようになり、だまされてしまうのです。
本書では、こうした数のトリックを、実例をもとにストーリー仕立てで解説。「もう二度とだまされないぞ!」「このままだまされずにずっと生きてゆきたい」とという決意をした方は、ぜひ本書を読んで数のだましのテクニックを覚えてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
初心者向けの数字や統計のトリックを紹介した本。
こういう際に絶対紹介されている「定番」のみの構成なので、すでに類書を読んでいる人は読む必要がない。一方、まったくの初心者にはお得。とてもわかりやすいしね。
Posted by ブクログ
数字が苦手な人が取っ掛かりに読むと良い本。似たような本は他にもあるが、対話形式で楽しく読み進むことができる。平均のワナや期待値など、ごく基礎的ながら大切な内容が扱われている。
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【読書メモ】
●数学的確率と統計的確率
数学的確率:コインを投げると表か裏の2通りの出方があり、表がでるのは2通りのうちの1通り→表がでる確率は1/2
統計的確率:コインを10回投げたら7回表がでた→表のでる確率は7/10
だが、投げる回数を増やしていくと表のでる割合が1/2に近づいていく
確率の大数の法則:実施回数を増やせば増やすほど、統計的確率が数学的確率に近づいていくこと
●精度を2倍、すなわち誤差を半分にするためには、調査対象数を4倍に、精度を3倍に、言い換えれば誤差をいまの3分の1にするには、調査対象数をいまより9倍に増やす必要があるのよ。