【感想・ネタバレ】胆斗の如し 捌き屋 鶴谷康のレビュー

あらすじ

企業の争いを裏で解決する鶴谷は難題を覆す凄腕で名を馳せてきた。そんな彼に築地再開発を巡るトラブル処理の依頼が入る。東京五輪決定後、移転が進む築地市場。その跡地利用が大手不動産だけでなく、政治家や官僚も群がる巨大利権の種となっていた。殺人も辞さずに平成最大の利権を貪る政官財の陰謀を阻止できるのか? 傑作エンタテインメント。

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Posted by ブクログ

企業交渉人シリーズ。豊洲の移転問題に絡めた利権を守りたい企業からの仕事の請け負い。
絶対的な劣勢から、一瞬の隙を逃さずに、逆転をおさめるまでがコンパクトに、かつ濃厚に描かれている。
公安警察シリーズとも一部、登場人物が被っている?
現実の豊洲移転問題と照らし合わせてみても、全てフィクションではないのでは?と思わせる。
リアルっぽい話が好きな人にはオススメ。できればシリーズの最初から順番に読む事もお勧めします。

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2020年07月07日

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