【感想・ネタバレ】隅田川殺人事件のレビュー

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Posted by ブクログ

内田康夫さんの文庫になった作品はほぼ読んだつもりになっていたのだが、この本だけ読んでいなかった。
ネタバレになってしまうので中身には触れないが、内田さんの推理小説は最初にストーリを決めずに書き始めているとのことで、捜査のなかで偶然見つかった事実は、本当に偶然見つかった(思いついた)ことなので、目の前で操作が進行しているように読めるのが楽しい。
作者が理系の場合、どうしても種明かしが理屈っぽくなってしまいがちだが、文系の作者の場合はストーリー優先で読めるので気楽に読めるのもよい。

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2012年08月12日

ネタバレ 購入済み

あっという間に引き込まれます

今から30年以上前の作品にもかかわらずそこまで古さを感じない作品でした。浅見光彦もザ!浅見光彦というような申し分ない内容なのですが、ラストだけは消化不良でした。余韻がモヤモヤの残ります。依頼人を含む登場人物とのその後のやりとりや会話がエピローグで欲しいと思いました。

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2022年02月16日

Posted by ブクログ

先にTVで放映されたものを見たので、内容はわかっているつもりだったが・・・読んでビックリ!原作はかなり違う。
内田康夫は作品のプロットを考えずに書き始めるというが、そりゃ本当だと思わせる事件の運び。
終盤まで殺人に至る全体像がなかなか出てこない。
そしてラスト、浅見が本当に危機に陥り、誰も助けが来なくて自力で逃げるとは^^;
またそこでこの本が終わるところが妙に面白かった。
この本を読むと、「水上バス」に乗ってみたくなる。
また、橋の下に居るという「セイント」にも会ってみたくなる。(その場所に行ったら探してしまいそうだ・笑)

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2011年07月24日

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