【感想・ネタバレ】甲賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクションのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

時代を超えてもその新しさは色褪せない。
甲賀も伊賀の精鋭たちが10対10で殺し合うという、少年漫画でよくみる設定だが、抜群におもしろい。古い本なのに、読むのが全く苦じゃない。時代物なんじゃないのと敬遠してる人はぜひ読んでみてほしい。
20人もの忍者が出てくるが、それぞれ独自の忍法があり個性も風貌も豊か。
この忍法はあの忍法には不利だけど、ほかの忍法に対しては強い、など相性があり、戦う組み合わせが考えられてる。
朧と弦之介の最期の終わり方も切なくて良い。
天膳はチートすぎ笑 好きじゃないが彼がいることで物語が格段におもしろくなってる。

個人的に好きなのは伊賀の小四郎かなあ。

0
2021年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろ~い!なのに最後のこのせつない余韻は何だろう。儚く散るしかなかった伊賀と甲賀両十人衆各々の思いか、 権力の道具として弄ばれる忍者の悲しみか。それぞれの忍法を駆使する討ち討たれの隙のない展開に溜め息。忍法帖の原点だなぁ。
主役の朧と弦之介の影が薄いように感じたが、宿命に耐え忍ぶ二人の姿こそ忍者なのかも。

0
2013年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後半からは一気に読んだ。けど期待しすぎてたのかも。
忍者同士の戦いはさすがで面白かったけど、悲劇的な結末が読めているだけに、もう少しカタルシスが欲しかったです…

0
2011年08月08日

「歴史・時代」ランキング