【感想・ネタバレ】動く不動産のレビュー

あらすじ

園山由佳は、義兄から父親危篤の報せを受け、大阪へと向かった。義兄の石丸伸太は通天閣のちかくで、父の看病をしながら司法書士兼お好み焼き屋を細々と営んでいる。そんな彼のもとに、購入した土地の登記依頼が舞い込む。ところが、その物件は購入者とは別の名義人の申請がなされ、しかも不正を働いた売り主は不審死を遂げる。由佳と伸太はこの不可解な事件の調査を開始するが……。日本の土地制度の矛盾を鋭く抉った横溝正史賞受賞作。

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Posted by ブクログ

園山由佳とその義兄が主人公の
不動産関係の事件のお話でした
義兄は司法書士を営んでおりその関係には強かった
説明が多く感じましたがほとんど知らない世界のため
助かりました
閲覧した書類からおかしな点を見つけ調べていく
そして事件を追う
物語は楽しめましたが所有している不動産の名義が
知らぬ間に書き換えられるとか手順をふめば可能らしく
おそろしかったです

0
2025年10月12日

Posted by ブクログ

主人公の二人が、事件を紐解いていくなかに不動産という仕事の仕組みや落とし穴をわかりやすく解説してくれるので、自分には馴染みのない事柄でも簡単に読めた。しかし、殺人事件のトリックとしてはやや簡単なものだったように思う。

0
2012年10月22日

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