【感想・ネタバレ】意思決定のマネジメントのレビュー

あらすじ

経営者・ビジネスパーソンは何をどのように分析して判断を下すのか。マネジメントの根源というべき意思決定を最新の研究成果を踏まえて解説し、行動の指針を提供する。

【主な内容】
第1章 「成功要因」の神話と現実
第2章 規範的意思決定論の特徴と限界
第3章 データの分析と確率認知のバイアス
第4章 未来予測と投資の意思決定
第5章 市場への参入とM&Aの意思決定
第6章 市場からの撤退と事業売却の意思決定
第7章 経験とアナロジーの意思決定
第8章 感情と意思決定

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

バイアスやヒューリスティクス等、全体像を
把握するのに適している。
depressive realism抑うつ状態の人がそうでない人より現実を正確に把握している傾向がある。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

本書は、マネジメントの中で1番重要な事と考えられる意思決定にフォーカスし、人間が意思決定を行う上でどのような判断を下しているのか知る事で、より優れた意思決定に結びつけるヒントを述べている。つまり、どうこうするべしなどの道しるべとなる通常のビジネス書というより、自らこのテーゼより意味合いを読み取り、日々の行動や思考に活かす事で著者の思いに答える事が出来る。好き嫌いがはっきりする書籍だと個人的に思う。

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2021年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

意思決定論は、昔の関心領域の一つ。合理的期待形成、限定合理性、ゲーム理論、組織論、認知心理学などなど。

ずいぶんお久しぶりにこの分野を読んでけど、「お〜、なんか知らんが、こういうのが好きなんだよな〜」と改めて、興味関心が沸き起こってきた。

この「お好み」がどこから出てくるのかは、不思議だな。

この分野は、近年、脳科学とか、実験心理学の発展によって、大きく進歩しているだろうから、10年くらい前にでたこの本も最新というわけではないだろう。

でも、それでも長らくご無沙汰だったジャンルなので、基本的なところの復習とともに、その後の展開が包括的に理解できてよかった。その時点でも、行動経済学、実験経済学はかなり進んでいたからね。

特に、ゲーム理論で、アクセルロッドの「繰り返し囚人ジレンマ」のシミュレーションの後日談がめちゃくちゃ面白かった。

この分野の最新の教科書が読みたい。

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2018年02月08日

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