あらすじ
今好評「きほん」シリーズ第3弾!「マーケティング」を学びたい方に、はじめに手にとって頂きたい一冊です
企業におけるマーケティングの重要性は年々高まるばかりです。その正しい知識を身につけることは、マーケティング部門はもちろんのこと、営業部門や商品企画部門、広報・PR部門など、市場(マーケット)に係るすべてのビジネスパーソンにとって、欠かせないものになってきました。
この本は、はじめてマーケティングを学ぶ方、新入社員や他部署からマーケティング部門に異動になってきた方などを対象に、その「楽しさ」を伝えることを目的に書かれた入門書です。
マーケティングを「売れる仕組みを創ること」と定義して、その仕事の役割や考え方、戦略などについて、25年以上マーケティングに携わってきたプロフェッショナルである著者が、一から親切・丁寧に解説します。みなさんが聞いたことがある企業や商品などが事例として豊富に登場しますので、一見難しそうなトピックでも、「なるほど!」とスッと頭に入ってきます。
紹介するテーマとコラムは全部で70本。BtoC(消費者向け)、BtoB(法人向け)の両方をカバーし、「きほん」シリーズの特長でもある図版や詳しく学びたい場合のブックガイドで、さらに理解が深めることができます。押さえておくべき理論から現場での心得まで、マーケティングのきほんがしっかり身につくこと間違いなしです!
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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Posted by ブクログ
以下、重要事項メモ。
マーケティング = 売れる仕組みをつくること。
企業の目的 = 収益をあげる → マーケティング戦略は経営戦略の中でも極めて重要。
マーケティングの4P
Product
Price
Place
Promotion
マスマーケティング
テレビは高額だが、情報を伝えたいターゲット一人当たりにおける単価は安い。
一般消費財のようにターゲットを特定できない商品には効果的。
3つのブランド
・企業ブランド
・製品ブランド
・ソリューションブランド
企業の最も重要な資源は、顧客情報
企業が存続できるか否かをきめるのは、市場と顧客
マーケティングの基本戦略
BtoC
カスタマークリエーション
カスタマーリテンション
BtoB
リードジェネレーション
リードナーチャリング&クオリフィケーション
リードトゥオーダー
リピート&クロスセリング
4c
Customer value
Cost
Convenience
Communication
STP
セグメンテーション
ニーズをセグメントする
ターゲティング
フォーカスするターゲットを決める
Swot使う
ポジショニング
セグメンテーション
切り口を決める。属性からor行動から
ニッチマーケットは、入り口は小さく、なかは以外に広く豊か
マーケティングはサイエンス
B to C
客数×客単価
B to C
受注数 × 案件単価
プロダクトポートフォリオマネジメント
成長市場にいるだけで、とりあえずおーけー!
ソリューション形と非ソリューション形
なにで儲ける、どこで儲ける
RFM 分析 大切にすべき優良顧客を分析する手法のスタンダード
営業の役に立たないマーケティングに存在価値はない
Posted by ブクログ
"マーケティングを学びたい。でも難しそうで、何から手をつけて良いか判らない。
そんな時に、たまたまこの本と出会いました。
入門本としては非常に良い一冊。
判りやすく、そして実践的思考にすぐ移れる。読んでよかった。
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マーケティングとは「売れる仕組みを作ること」
→属人化を防ぎ、定性的に売れ続けるシステムの構築。
4P(Product、Price、Place、Promotion)が基本的な要素。
※4C(Customer Value、Cost、Convenience、Communication)というカスタマー視点の概念も押さえる。
それぞれ、顧客にとっての価値・経費・利便性、顧客とのコミュニケーション
◆BtoBの場合は以下4つのフェーズそれぞれに戦略を持つ。
・見込み客データの収集(リードジェネレーション)
・見込み客データの絞込み(リードナーチャリング&クオリフィケーション)
・見込み客への販売(リードトゥオーダー)
・継続購買・取引の拡大(リピート&クロスセリング)
◆STPで発想を転換。
「同じ土俵で勝てないなら、勝てる土俵を作ってしまう」
・セグメンテーション
市場の細分化
・ターゲティング
フォーカスすべき市場を決める
・ポジショニング
自社のポジションを明確化し、理解してもらう →【SWOT分析が良い】
◇SWOT分析
・強み⇔弱み、機会⇔脅威を分析。頭文字Strength、Weaknesses、Opportunities、Threatsの略。
・前者は内的要因、後者は外的要因のプラス面とマイナス面
・更に、環境・流通・マーチャンダイジング・プロモーション・オペレーションの観点から評価すると尚良し
◆「顧客が欲しいのはドリルではなく穴である」
ドリルの良さを売るのではなく、知らないければいけない情報を得る。
穴のサイズは、壁の材質は、用途は、穴を開ける個数と頻度は、誰が使うのか(マッチョか女子か子供か?)
ソリューション営業では「問題解決」がゴールなので、そのヒアリングを徹底する。
◆イノベーター理論
市場の浸透に応じて、顧客層が移り変わっていく
導入期→成長期→成熟期→衰退期
iPodやiPhoneが想像しやすいかもしれない。
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上記を自分のビジネスに置き換えて、深掘りしていく。"