あらすじ
ネトゲで乗り切った文化祭、リアルに乗り切れなかった悲しみの体育祭を経て、大規模アップデートの秋、到来!実装されたのは家を作るハウジングシステム。 「私とルシアンの愛の巣が、ついに……!」 妄想大爆発な残念美少女・亜子はじめネトゲ部一同、念願のギルドハウス建築へ向けマネー稼ぎに奔走──の隙に、茜のボロPCがお亡くなりにッ!? そして一同は初のバイトに挑戦し……アレな結末しか見えませんが、お金はやっぱり大事です!残念で楽しい日常だいたい=ネトゲライフ、勤労感謝の第5弾!
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Posted by ブクログ
今回はハウジング。ギルドのホームを持とうと金策に走る話である。
今回も楽しませていただいた。展開の楽しさとシーン単位での楽しさ、両面において隙がなく、相変わらずの面白さである。
終盤の展開も、それそれのらしさが出ていて、それがきちんと展開を捻る手立てになっている。お見事な手前である。
今回も文句なしに星五つ。良い読書をさせていただいた。もうすぐ出る次巻も楽しみにしたい。
※2016年5月21日の再読の感想を転載しておく。
今回は前回の攻城戦での散財を引きにしての金策と、金策の目的であるところのハウジングシステムが描かれている。
そうした意味で、物語は二重底と言うか、前半と後半で別個に展開している物語なのだけど(もっと言えばさらまんだー死亡の一件を加えた三枚底だ)、前半部の教訓的な側面は見逃せない。中高生をメインターゲットに据えたライトノベルと言うジャンルにおいて、こうしたニュアンスを含んだ展開は望ましいものだろう。
いや、まあ、リフレ的な何かは教育上よろしくないだろうが、そこは時事と言うことで構うまい。
今回、アコがやる気をみなぎらせて活躍していることもあり、彼らの物語が前進していること(アコの善導が為されていること)が確認できる巻になっている。
そうしたシリーズ全体での動きも含めて、星五つという評価は初読から変えていない。物語的な収束の美しさも含めて、なかなか楽しませていただいた再読だった。
Posted by ブクログ
ネトゲ内でマイホーム的なシステムが実装.
というわけで購入資金を稼ぐメンバーたち.
ボスのレアドロップを狙うシュヴァイン,
相場操作で儲けようとするアプリコット,
参加しないセッテ,
地味に雑魚を狩り続けて稼ぐルシアンとセッテ.
ゲーム内通貨って稼ぐの大変だよな.
どこかのネトゲなんてRMTで通貨を買わないと
二進も三進も行かないという噂もあったり.
リフォームの匠の技はさすがですねwww