【感想・ネタバレ】彼と彼女のレビュー

あらすじ

夫婦には会話が成立しないのだ。何か言いかけると、センテンスは意味をもたないまま立ち消えていく。――わたしは退屈のあまり泣いている、夫もまた……。(「欠伸」) すれ違い、誤解、傷つけあい、絶望、それなのになお、何かを期待し、求めつづけてお互いにひかれあう男と女の不思議。ソフトタッチで描く孤独な都会のショート・ラブ・ストーリー31編を収録。彼と彼女、夫と妻、僕と君、あなたとわたしのそばにいるすべての男女に贈ります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

短編集、長さは丁度良く、内容もぎゅっと詰まっていて一編が終わる度にそっと本を閉じて余韻に浸ってしまう。良い酒を口に含ませ時間をかけて味わうかのように。

0
2025年06月12日

Posted by ブクログ

ショートショートと短編があるけれども
やはりこの作品の強みはショートショートのほうに
あると思います。
なぜならば、少ないページでも
充実感を得ることができるつくりだから。
中にはちょっときついものがありますが
短めなのでさほどダメージはきつくないかと。

そして短編のほうには
ちょっと珍しいホラーの作品がまぎれています。
それは最後に出てくる「壁の月」
ちょっと背筋が寒くなるかも!?

0
2012年10月18日

Posted by ブクログ

都会のショートストーリー31編。
カフェ、バー、ホテル、パーティなどで繰り広げられる男の女の会話。おしゃれで、スノッブで、洗練されている。
深追いしない、見苦しいところを見せない、それ故に絶望や痛み、孤独が強く伝わってくる。
(電子書籍 Book Live)

0
2018年04月15日

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