【感想・ネタバレ】君は嘘つきだから、小説家にでもなればいいのレビュー

あらすじ

「本を読むより外で遊べ」と説教され、「まさか小説家になろうとしているわけじゃなかろうな」と非難された少年時代。生き別れた母を想い、ともに暮らす家族に尽くし、週末ごとの競馬を傍らに全身全霊で小説の神様に向き合ってきた人気作家が、胸熱くする人生の景色を、深く洒脱に紡ぐ。名人の筆に酔いしれる傑作エッセイ集!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人気作家浅田次郎のエッセイ集。じつは作品は読んだことがないのだが、「作家になる」ということがどういうことかに興味があって読む。彼は十代の頃に既に作家で身を立てると決意し、大学に進学せず、自衛隊に入ったり他の仕事に就きながら、本を読み、書き続けた。一日に4時間、一冊をノルマとして読み、書いた結果、35歳にしてようやく小説が活字になったという。遅咲きだが、しかしその後の爆発力もすごい。週末は競馬場に通い続けるが、決して破滅型ではない。そんな作家の日常を描くエッセイ。

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2014年08月13日

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