あらすじ
ダニエルを誘拐し、クーア財閥を我が者にしようとする重役たち。怒りに燃える女王と海賊は愛息奪還作戦を決行! 連邦軍も主席も大女優まで巻き込んだ映画撮影(!)が始まり、演技指導に招かれた赤髪の監督(!!)は居並ぶ軍人たちを前に「撮影内容を説明する」と宣言した。
――作戦内容の間違いだろう?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
強力な助っ人たちが頼もしすぎて、あとキャラの情報量の多さについていけなくなりそうでしたが、みんな好き。こういう関係ほんといいです。
そしてジャスミン、嫌な予感はしていたけどまさか最後にそんな爆弾放り投げてこないで。このまま幸せになって欲しかった。。
最終巻読むのが怖いです。
Posted by ブクログ
さて、“ダニエル奪還作戦”の始まり始まり~。
ってわけだけど、敵もさる者、外側からの砲撃は完全に防ぎ、内側から発射する砲撃は素通りさせる方位対応型の防護幕って、いきなりからの反則技。
対するこちらも、『よくぞ捨てずにとっておいたもんだ』のアレンジャーあれば、ヨーダもかくやの大海賊シェンブラックもいれば、亡き父から残された記録媒体もあるが、何しろ手強い相手に、策を練っては新たな壁の繰り返し。
しかししかし、突破口を見つけたからには乾坤一擲。250センチ砲やらこちらにも方位対応型防護幕。連邦宇宙軍まで引きずり出したかと思えば、グランド・セヴンと称される大海賊の内の5人が勢揃い。
華々しい空中戦に、機甲兵の肉弾戦、これはもう脳内に映像が満載、いや~、大きな画面で見てみたい。
ようやく首根っこを捕まえたと思えば息つく間もなく次の展開で、少しもゆっくりさせてくれない。
前4巻、数々の神業話見せてきた2人のこと故、やられるなんて考えられないが、それでもどう収束するのか心躍らせ、作戦完了の大団円にフゥ~。
ところが、これで終わらないんだ…。巻の最後に待つのは思わぬ因縁話で、これがまた余韻十分。
あと1巻しかないよ、最終巻はどう展開するの?