あらすじ
よしもとばなな氏、推薦!! 「自分とお金の関係性がいつのまにかくっきり見えてくる魔法の本です」お金が紙くずになるXデーに備えよ! 金持ちゾウさんと貧乏ゾウさんが繰りひろげる、笑いと感動のビジネス寓話。昔、炭鉱で栄えたカネー村。そこに降って湧いた投資話に、村のゾウたちが次々と巻き込まれていく……。謎の投資商品「ヘッジホント」が引き起こすバブルの熱狂。ある日、キリギリシャ国の財政破綻と、子どもの一言がきっかけとなって、カネー村からお金が一瞬にして消えてしまう。ゾウたちのお金は一体どこに消えたのか?もし、あなたのお金が一瞬にして価値を失っても、生活や経済は止まらない。大切なことは、人やお金、チャンスの豊かな流れに身を置くこと。愛のある人間関係の鍵を見つけること。
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Posted by ブクログ
[BOOK]2024.3.7 おやつ回しゲーム
2024年03月15日04:13全体に公開 みんなの日記21 view
本田健さんの2014年の傑作
「金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん」
なんと4日に買って7日に読み終わってしまいましたぁ
ああ、面白かった
お話はリアルに言うとヘッジファンドに国がらみでひっかる小さな村の
市民たちを、ゾウさんで面白おかしく表現した物語
あまりいうとネタバレになりますねっ
ということで
一部だけ
いちばんまともでかつお金持ちなゾウさんが
子どもたちを集めてお金の塾をひらく
そこで展開されたのが
持ってきたおやつを輪になって回しっこ
途中で合図が聞こえたら、
止まって、自分の所に回ってきたおやつを少しだけ食べてよいというルール
これがいわゆる「経済」だという
お金は決して止まらず色々な所に流れていく
銀行にしても
預金者はすぐにお金が要るわけではないので
預けたら数ヶ月置く、としたら
銀行はだまってその集まったお金を見ている筈はない
当然、流通、債券や株を買って、利ザヤを儲けに行く
だから、ひとところにも止まっていることはない
これを賢く利用できる輩がお金持ちになるということ
うーむ、わかりやすい
だから投資にしても流通にしても、しっかり学ばないと
いけないのが、本来の姿
長い間、経済が低空飛行を続けていた日本は
ちょっと、お金に、無頓着になっていたようですねっ(^^♪
smile(^O^)
これやばいぞ
内容がおもろすぎてすぐに読み終わってしまった。
すでにもう一回読みたい。3000円くらいの価値あるかも。
Posted by ブクログ
寓話風のお金の物語
「金持ち父さん貧乏父さん」では投資で不労所得を得ることでお金の悩みから解放される、としてたのに対して
この本では投資には危うさがつきまとうこと、たとえ働き続ける生活でも社会への貢献や自己の充足があれば満たされることができ、これによってお金の悩みから解放されることを紹介していた
どちらも自分が納得すれば正解なのさ
周りの人と環境がだいぶ影響しそうだけど自分はどう傾くかな
✏人生で起きる様々な事件は自分を知るために起きている。
✏「自分の生き方は正しい」というエネルギーがお互いを傷つけている。
✏効率や成長を求めすぎず、自己卑下せず、周りと調和して生きることが幸せの秘訣。
Posted by ブクログ
寓話風のお金の物語。
お話として面白いし、易しく、読みやすいです。お金をどう使うかよりどう付き合うかを考えた方が生きやすくなりそうだと感じた。
割と貯金しがちだったけど、自分や周りの人のために使う投資的なお金との付き合いをしていきたいですね。ちなみに私は予想通りトルーゾタイプだった笑
Posted by ブクログ
お金の不安は尽きることはない、
それを物語の中で易しく教えてくれる本。
どんなに大金持ちでもお金のことで悩んで不眠症になったとか。。!
お金は時にただの紙切れにだってなる。
仕事をしながらそんな不安にいつも囚われないためには、自分の仕事が社会的な価値を生み出していることを感じること。パン屋さんは美味しいパンで誰かを幸せにしてるし、クリーニング屋さんはしみ抜きをして誰かの心のしみを抜いている。
なんのために働いているのか、何が幸せなのか、ゾウ達と一緒に考えられる、おすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
お金の不安は、たくさん稼いだり、必死に節約したりしても解消できないもの。
あのロックフェラーだって、お金のことで不眠症になったんだって。
お金の不安を解消するためには、自分の中にある“安心感”とつながること♡
そのためには、社会的になんらかの価値を提供できるようになろう。
豊かさの流れの中にいることを感じよう。
Posted by ブクログ
童話のような作りで、本編も面白く、解説も興味深い内容です。
この物語にはヤルーゾ、ナイーゾ、トルーゾ、ヘルーゾという4タイプの性格のゾウさんがそれぞれ登場するのですが、解説で書いてある「滑稽なことに、それぞれが自分の生き方は正しいと感じているのです。(中略)まわりと調和して生きることが幸せの秘訣です。(中略)つながりたいという気持ちが、自分と相手とのバランスを取りたいという動機を生みます。そうやってお互いを感じあうような生き方ができないと、幸せもやってきません。人間関係は幸せの源です。」という文章が、一番心に残りました。
価値観の違いをリスペクトし合うことや、その違いを越えて良好な関係を築くことは、実際にはとても難しいことですが、自分の思う「正しさ」がある種の滑稽さを伴うと知っていれば、視野も広めに、キャパも大きめに生きられるのかな、と思えた本でした。
ありがとうございます。
Posted by ブクログ
ゾウの住む国で起こった話しです。
とてもやさしく書かれていて、子どもにも分かるかもしれまでん。
難しく堅くなりがちなお金のことをゾウの住む村の人々の中で展開しています。
何もお金に対して知識がない人にはとても面白く読めると思います。そんな人にはお勧めしたい本です。
随分前に書かれているのにこれからの事を予想していて凄いと思いした。
Posted by ブクログ
お金がなんのためにあるのか。
世の中のお金の成り立ちや必要性・仕組みを記しています。お金の話って、汚かったりギラギラしやすいけど、絵がついていたり、童話のようにお話が展開しているので、読みやすい。
お金を持っている人はどんな人か。
お金はどんな感情を生むのか。
お金以上に大切なものは何か。
お金の話をやさしく温かくといています。
子供にも読みやすい資本主義社会の仕組みを説いています。
Posted by ブクログ
深いところでの感覚が生まれるような気がします。
お金があった方が確かにいいですが、それだけでは見えないところや得るものや失うもの。
様々な考え方を学ぶという意味でとても面白いです。
ゾウという例えもなかなか面白いですね。
ネーミングもそうだし。
読みやすさも個人的にはいいのかなと。
Posted by ブクログ
ゾウたちが住むカネー村にヘッジホントがやって来る話です。物語仕立てのため、本田健さんが伝えたい事がすんなり入ってきます。最後の著者「解説」のページも、大切な事が凝縮されています。
Posted by ブクログ
お金の価値のあり方が分かりやすく書かれている本。
なぜお金が価値を持っているのか、お金の価値がなくなるときはどんな時か、ということが童話のように読みやすく載っている。
金に振り回されず生きていくのが本当の豊かさ。
Posted by ブクログ
「お金と幸せ」をテーマにした童話タッチの物語。
お金だけでなく親子関係、仕事もテーマになっています。
とても読みやすかった。
著者の解説、お金とのつき合い方も参考になりました。
物語の文中に、長老のゾウが子供のゾウ達に問いかけた言葉が印象に残りました。
「一番悲しい、一番うれしいと思ったのは、どんなときかな?」「それは、あると思っていたものがなくなり、ないと思っていたものが見つかったときではないだろうか」
足るを知る、人との縁を大切に、と感じたのでした。
Posted by ブクログ
とても読みやすい本でお金のことを知るための1冊目にはもってこいだと感じた。
特に子供でも読めるのでいいと思う。
お金があることが偉い。お金がないことが悪い。
決してそんなことはなくて、その人がどうあるべきかをお金に左右されることはダメ。
街のみんなに親しまれるようなお爺さん象のように、周りからの信頼を得れることが大切。
お金によって人格が変わってしまうことがある。
それは、いい方向にも悪い方向にもいく。
自分がこれからどんな立場になるかは分からないけど、お金に人格を左右されないようにして生活する。
Posted by ブクログ
お金、親子関係、仕事という3つのテーマをゾウを主人公に進んでいく物語。
易しい表現で書かれていて子供でも理解がしやすい一冊。
この本を読んで一番思ったことは「お金に振り回されないような生き方をしたい」ということ。
お金は人に幸運や安心感をもたらしてくれるが、人を恨んだり不安にさせたりするいろいろな側面を持つ存在。そんな紙切れ一枚で世界中の人が振り回されているということが実に不思議なことだなと思う。
この本を読んで世の中のお金の仕組みを知ることがどれだけ大事だということを実感した。
お金に対する正しい知識を手に入れて人生を豊かにしていきたい。
もっとお金に関する情報や知識は世間的に広めていくべきだと思うし、自分でも勉強をしたいと思った。
今自分が持っているお金をどう使うかで人生は全く別のものになる。なので自分にとってどの使い方が一番満足できるかしっかり勉強して実践していきたい。
Posted by ブクログ
昔流行ってたなー、と視聴。
4匹の個性的なゾウを中心に、村で起きたお金の騒動を描いた物語調のお金に関する自己啓発本。
実際の人間は4匹を掛け合わせている場合が多い気がしたり
著者が何を進めているのか疑問を感じたりしたが
(同じ著者が「幸せな生活とは時間を自由に使える人」と言いつつ
時間に不自由なパン屋が活躍するので)
物語としては楽しく聞けた。
小ゾウ エルゾーが大活躍。エルゾーのような洞察力の優れた子に育てたい。
Posted by ブクログ
お金に囚われてる、本当にそうである。
お金がもっとあればいいのに、もっと稼がなきゃなど、本質を見失っていることは確か。
私はどうあるべきか、どう将来過ごしたいか、再度お金との付き合い方を考え直すキッカケをつくってくれた。
Posted by ブクログ
昔炭鉱で栄えたカネー村で暮らすゾウさんたちは、平和で幸せな生活を送っていた。
ある日、村出身で町に出ていたゾウが帰ってきて、ヘッジホントという夢のような金融商品を紹介する。
最初はみんな疑っていたけど、だんだん我先にとヘッジホントに全財産をつぎ込むようになる。
毎週送られてくるのは配当表で、お金が振り込まれるのは3ヶ月に一回。それでもゾウさんたちは、ハイテンションになり、働くのもだんだん面倒臭くなってくる。
そんなある日、ヘッジホントを開発した大学教授が逮捕され、村にヘッジホントを持ち込んだゾウもお金をもって逃げようとする。
ゾウさんたちが預けたお金は、そのゾウが銀行からお金を大量に引き出したために銀行に現金がなく、引き出せない。
大混乱になった大人ゾウたちを我に返し、事件を解決したのは、村の大富豪ゾウとその教え子の子どもゾウたちだった。
お金の本質やつき合い方、仕事の本質、本当に大切なものは等をコミカルなゾウさんの話でわかりやすく伝えてあって、あっという間に読み終えた。
本田さんの出版10周年を記念して2012年に発売された『あなたのお金はどこに消えた?』を改題したもの。