【感想・ネタバレ】RED(1)のレビュー

あらすじ

19世紀末、アメリカ西部。日本を逃げ出した肥後士族のサムライ・伊東伊衛郎(いえろう)は、1人のインディアンと出会う。彼の名は、レッド。夕焼け空の赤色をさすという……。そして、街の保安官・バーンズの持つ合衆国騎兵隊の階級章をレッドが見た夜、慟哭と共に大殺戮が始まる――。勝者の歴史に牙を剥く、叛骨の崖っぷちウエスタン、ここに開幕!!

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読み返す度に感動の熱いエンタメ

名作です
これ読みたくて、当時ヤンマガアッパーズ(廃刊)買っていました
好き過ぎてネイティブアメリカン居住地も訪ねました

読む度に惹き込まれる漫画で
そのうち、メディアミックス展開が為されるかもと
期待し、20年以上経ちましたが音沙汰なし

想像力を働かせると
ネイティブインディアン迫害の歴史背景のコミックが
アメリカ敗戦国の日本で、サブカル化で為されるはずが
ないのですよ
忖度も言論統制も、つまらないですね…

以前コミックで持っていましたが
電子での再購入を検討中です

#アツい #エモい #アガる

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

こんな面白い素晴らしい作品が埋もれてるなんてもったいない、信じられない、業界の損失!
上の賛辞はけっして大袈裟ではないと読んだ人ならきっとわかってくれる。

西部開拓時代のアメリカ、とある目的を胸に秘め放浪を続ける孤独なインディアン・レッド。
彼は日本から来た武士のイエローや元娼婦のアンジ―という心強い仲間を得て旅を続けるが……

村枝賢一が魂のすべてを叩き込んだといっても過言じゃない熱が迸る作品。
銃が炸裂し弾丸飛び交う戦闘シーンは泥臭いまでに荒々しい絵柄で迫力満点、ひりつくような生(き)の激情が伝わってくる。
容赦なく人が死ぬへヴィでハードな内容、残虐な描写もありながらそれでも括目して読ませ続ける底力がある。
キャラクターも文句なく魅力的、脇役端役に至るまで一人として無個性で印象の薄い人物がいない。
ともすれば情緒不安定に陥りがちなレッドを支える義理堅く友情に厚い好漢イエロー、さばさばした姉御肌のアンジ―、のちに仲間になる大佐……

復讐の縦軸はそのままに、レッドを中心にした様々な人々の思惑が横軸となり、熾烈な運命を紡ぎだす様は群像劇の趣をも呈する。

仲間は勿論悪役の濃ゆさには特筆すべきものがあり。
テレンスのあっぱれなまでの小悪党ぶり、ブルーの不気味すぎる存在感が印象に残る。

面白いマンガをお探しの方はぜひ!損はさせません。

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2017年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらゆるジャンルのストーリーにありがちな「復讐には何の意味も無い」という言葉に反逆する。
この作品とアニメ「ガン×ソード」にはそういった意味で通じるモノがあると思う。
内容の重さやジャンル等相違する所は山ほどありますが。
読み始めた頃はそういう軟弱なオチになるのでは無いかと不安ではありましたが、どんな形であれ最後まで突き進んでくれて良かった。

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2011年08月16日

Posted by ブクログ

人の命の重さを感じる作品です。
昨今の「萌え」ブームに食傷気味になったら是非読んでいただきたい作品です。

ココまで無骨で泥臭い作品を書かれる作者は中々目にかかれないと思います。

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2010年03月22日

Posted by ブクログ

友と部族を皆殺しにされたインディアン『RED』の復讐劇。
友情と愛情と凶暴な切なさが悲しいけれどすごく熱い漫画。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

アメリカインディアンの青年が自分の一族を皆殺しにした軍人たちを皆殺しにすべく復讐の旅に出る物語。
力強い筆致で描かれた物語のラストは号泣必至。刹那さと強さを兼ね備えた登場人物が皆魅力的。

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2011年08月02日

Posted by ブクログ

これもすげえマンガ。
人が傍にいるときの温度とか、扱われる問題とか、絶望とか憎悪とか無力感とかいろんなものがホンモノで、だからこそ最ッ高の娯楽映画!…って言いたい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

インディアンの話。とっつきにくい感があったけど、読んでみてびっくり! これはおもしろいです! 完結済☆

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

熱い漫画を描かせたら、日本屈指に入ると勝手に思う村枝賢一氏のウエスタン・アクション。
19世紀末のアメリカ西部で、白人の手で一族を失ったインディアン『レッド』。
西南の役を逃げ出したサムライ『伊衛郎』。
白人娼婦の『アンジー』。
レッドの敵である、『ブルー小隊』を追う彼等の旅を19巻に渡って描いています。
私にしては重いテーマの本にはまったもんです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネイティブアメリカンの主人公が部族を虐殺された恨みを果たすべく旅にでる。
西部開拓時代の狂気と復習のドラマ。 村枝賢一、入魂の作品。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

アンジーが好きだったのでラストはショックだった。でもこの終わり方しかなかったように思う。コレ読んで西部モノ描きたくなった。かなりイイよ。

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2009年10月04日

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