あらすじ
理想とはかけ離れた女性に一目惚れ。その日から彼の人生はがらりと変わった。■祖父の代から続く銀行を経営するジェームズは、自他ともに認めるエリートビジネスマン。父に遺された格調高い屋敷に住み、従順な使用人に恵まれ、申し分なくエレガントなガールフレンドがいて、何ひとつ不足のない人生だと思っていた――彼女に、小柄で赤い髪のペイシェンス・カービーに出会うまでは。彼女は身寄りのない老人のための下宿屋をしていて、ジェームズが幼いころ駆け落ちして家を出た彼の母が、弱った体でそこに暮らしているという。感情を包み隠さず、ずばりとものを言うペイシェンスは、ジェームズに欠けていた温かさと思いやりに満ちていた。彼は反発しながらも、強く惹かれていった。
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Posted by ブクログ
こういう話に弱いのです。家族を背負う健気なヒロインに、英国の春の風景。お屋敷と庭の風景。美味しそうな食べ物も出てきて、情景が浮かぶようです。ヒロインの家族も皆いい味を出していて、特に妹のエミーが非常にかわいい。そのかわいさに堅物なヒーローもメロメロになる所も良かった。ロマンス小説につきもののエロシーンもなく、非常に読みやすい作品でした。
©︎1998年
ヒーロー35歳 銀行家
ヒロイン23歳
なかなか面白かった。
ヒーローの目線でヒーローの気持ちしか書いてないので、HQでは珍しい。
ヒーローの周りの人々がなんとも良い感じ。
最後のドタバタ展開は漫画の様でした。
Posted by ブクログ
ヒロインがイキイキしていてとても好感が持てました。ヒーローは悩み多きお金持ちで、草食系とは言い切れませんがそんなタイプ。
ラストはちょっとよかったな。