【感想・ネタバレ】水車館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。1年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、今年も繰り返されるのか? 密室から消失した男の謎、そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは……!? 本格ミステリの復権を高らかに謳(うた)った「館」シリーズ第2弾、全面改訂の決定版!(講談社文庫)

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ネタバレ

十角館の殺人のことも書かれてあって
面白かったし
全然推理外れててまさかの展開で
楽しかった
部屋の構造と登場人物が書かれてあるの
助かる〜

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2026年02月03日

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ネタバレ

十角館と同様に本格的なミステリで、設定もおとぎ話のようだったが、決して非現実的にはならない描かれ方をしていて、すんなりと読めた。トリックに関しては、主人の入れ替わりに執事が気づかないと言う点に少し無理があるような気もするが、声を聞くことができない、本という媒体でこそ生きるトリックだった。この先のシリーズも読み進めていきたい。

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2026年03月21日

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ネタバレ

十角館は最後の一行で〜という件の前情報ありきで読んだせいか割と早い段階でトリックにたどり着いてしまったこともあり、個人的にはこっちの方が意表を突かれて面白かった。あと単純に幽囚の若妻という属性が大好きなので……

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2026年02月28日

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ネタバレ

館の仕掛けがトリックと直結するという思考に固執さえしなければ、比較的読みやすい仕掛けだったかのように思う。
これ見よがしな顔のない死体ならぬ「顔のない生者」と、自我を持ち始めた箱入り娘はずっと怪しいというのは少しわかりやすすぎたかなとは思う。

2作を読んだ感想として、館の仕掛け自体はトリックに組み込まないのが館シリーズの矜持なのか?と想像。まだまだ未読のシリーズ作品は残っているので、これからの作品では館の仕掛けというものがどのように使われていくのか楽しみになった。

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2026年02月12日

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ネタバレ

岡山の山奥に建つ異形の洋館・水車館を舞台に、幻想画家・藤沼一成の遺した秘蔵絵画と、一年前の不可解な事件の謎を描く館シリーズ第2作。年に一度の披露会をめぐり、1985年と1986年という二つの時間軸が交互に語られ、過去と現在が少しずつ重なり合いながら真相へと導かれていく構成が秀逸だ。

白い仮面をつけた当主、館に閉じこもる若き妻、嵐に閉ざされた空間――幻想的で陰鬱な舞台設定は、横溝正史的な怪奇性も感じさせる。一方で、島田潔の冷静な推理によって物語は確かな論理性を保ち、ロマンと理詰めのバランスが心地よい。

時間構成の工夫、水車や仮面といった象徴的モチーフ、密室や失踪などの本格要素が重なり合い、読み応えと謎解きの快感を高水準で両立している。『十角館』の衝撃を継承しつつ、館シリーズの方向性を確立した一冊として、今なお高い完成度を誇る作品である。

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2026年02月06日

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ネタバレ

綾辻行人様を推している者として、お世辞抜きで感想を。
十角館をベースに読むと、少し物足りなさを感じるかもしれません。正直、あそこまでのどんでん返される感じはなかったように思います。
事件も立て続けに起き続けるわけじゃなく、館の主が淡々と語るのもあって、ゆったり進む感じ。
若干読みながらダレてしまった感はあったかと。
ただ、やっぱり綾辻行人というか、ちゃんと最後は綺麗に騙してくるのがさすがだと思った。
ほんと綺麗に騙されましたw

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2026年02月04日

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ネタバレ

正木が生きているのは何となく分かったけれど
秘密の部屋で生き延びているのかと思っていた
藤沼も正木もすごく歳の離れた由理絵を
養子としてではなく妻としているのが気持ち悪かった

トリックは面白かった
灰色の世界だからこその惨殺事件

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2026年01月19日

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ネタバレ

解説に「やさしすぎる推理小説」と…
私にはまだまだ難しかった。

よく見たら過去、現在パートで一人称が「私」「彼」と変わっている部分もあり、ヒントはたくさんあったんだなぁ、と。

登場人物(特に男性)、かなりのクズ率。
倉本さんは自身の信念に忠実で、かなり格好良かった。

館シリーズ、読み進めないと

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2026年01月17日

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ネタバレ

正木が犯人で入れ替わってるのは当たりがついたけど、まさか藤沼と入れ替わってるとは思わなかった。甘かった…。苔色とか灰色とか、色についてちゃんと伏線あってお見事でした。
事件を起こさずひっそり由里絵と通じ合ってるときが一番幸せだったんじゃないかな。

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2026年01月17日

ネタバレ 購入済み

再読だからこそ良い

むかーし、十角館で衝撃を受けた後に、これを読んで、
仮面の主人だなんて、なんか如何にもだなーっ、これはイマイチだったなって印象だった。
でも、読み直すと、思ったより面白い。

著者の新装版あとがきを読んで、うんうん、その通りだなぁと思った。
ミステリのお作法もちゃんとしてる!

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2022年10月11日

ネタバレ 購入済み

館シリーズの始まり

推理小説ファンなら、大まかなトリックは予想がつくかもしれない。しかし、それでは細かなところで矛盾が生じる。ピッタリ合うピースを見つけるための推理が楽しかった。最後まで期待したような大どんでん返しは無かったが、それでも引き込まれるように読み進めることができた。普通は禁じ手の隠し通路や隠し部屋が、どのように絡んでくるのかもこのシリーズの楽しみかもしれない。

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2020年10月01日

ネタバレ 購入済み

十角館が面白かったので2作目のこちらも購入し、先程読了しました。
クローズドサークルの中で次々と登場人物が殺されていく、次に殺されるのは誰なんだ…?誰が生き残るんだ…?と言う緊張感の中で物語が進む十角館とは違い、今作は主に過去に起きた事件を紐解きながら現在に結びついていくと言う流れのため、1作目と比べると非常に淡々と話が進んで行く印象を受けました。
また、今回は状況的に考えて被害者を「消せる」のはあの人物しか居らず、憶測でしかないが恐らくあの人物も共犯だろうと言う目星は付いていたので犯人が当たった時はニヤリとしたものですが、入れ替えが2回起きていたとまでは考えが至らずなるほどそういうことかー!と思いました笑
思い返せば犯人の癖や主人の異変には鈍感な執事の存在など伏線はやはり散らばっていたとは言え、読者の想像の更に一歩を行くトリック(自分は気付いたけどなと言う方は申し訳ありません笑)に脱帽です。面白かったです。

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2018年01月27日

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ネタバレ

執事が主人に興味なさすぎるだろ、というツッコミどころや、そもそも仮面をつけている時点で入れ替わりのトリックだろうなと察せてしまうというのはあるが、遺作の秘密とそこに描かれていた光景を見た正木の絶望感の余韻が気持ちいい小説だった。

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2026年03月27日

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ネタバレ

「六角館の殺人」の事件の様子が怖かったのでなかなか手を出せずにいたのですが、思ったよりも怖くなく、安心しました。入れ替わりと犯人は予想していましたが、共犯者の存在には驚き。紀一も正木も由里絵も、誰もが苦しい想いをしていて救われない。文章量が多いのに続きが気になり、一気に読みきってしまいました。次巻もおもしろいといいなと、期待しています。

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2026年03月24日

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ネタバレ

うーん、期待しすぎたかも。
マスクした人が出てくる時点で入れ替わりは想像つくしなぁ。
でも読みやすくてあっという間に読み終えた。

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2026年03月17日

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ネタバレ

館シリーズ2冊目。山奥にある水車館で、1年前と現在の2つの時間軸で話が進んでいき、双方で殺人事件が発生する。
半分以上は事件も発生せず暗めの話しが続くのですこし飽きるが、終盤で真実が明らかになってくると面白くなりスラスラ読めた。

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2026年02月22日

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ネタバレ

最後ぞっとした!
入れ替わりはなんとなく気づくけど、
色のことは分からなかったー

家政婦さん気の毒すぎる...

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2026年02月19日

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ネタバレ

だいぶ前に読んだのを再読。冒頭の焼却炉のシーンで、「あぁ、確かに読んだことあるな」と「わかりやすい死体入れ替えトリックだ」と思う。わかりやすく指を一本落としていくなんて。でも途中までは正木は屋敷のどこか…それこそ隠し部屋なる所に隠れているのかと思っていた。そうか、屋敷の主人とも入れ替わっていたんだっけ。とばっちりで殺された2人の家政婦さんが不憫。色についての描写、一人称の違い。細かい所に気付ければ入れ替わりにも気づけたか。忘れた頃にまた読みたい。

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2026年01月20日

ネタバレ 購入済み

ネタバレあり

館シリーズ2作目の作品。森深くに建てられた一件の水車を模した館。過去に起きた事件と現在の時間軸での出来事を交互に描きながら物語は進行します。
ミステリとしては優しめかな、所々の表現で入れ替わりにはすぐに気づける展開でした。由梨絵の藤沼紀一への態度が過去と現在で明らかに変化があることから犯人はほぼ確定的でした。むしろ古川恒仁の消失は確かに単純だけど想像させづらいミスリードを示していました。ついつい館に何かあるのではと疑ってしまいます。十角館の殺人が不意打ちで真相を告げたことに対して、推理としてはこちらが考えやすい内容です。次回にも期待します

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2015年10月02日

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