【感想・ネタバレ】外道忍法帖のレビュー

あらすじ

肥前一円でとらえた切支丹娘は、ことごとく江戸へ送られた。313年の生命をもつ十五童女を見つけだすために。ローマに派遣された使節が法王より預った秘宝、そのありかの手がかりは彼女たちの体内にあるという15個の鈴なのだ。切支丹妖術を使うという15人の童女はどこにいるのか? 幕府の探索隊は伊賀忍者15人。そして秘かに財宝を狙う由比正雪もまた、15人の甲賀忍者を長崎に送りこんだ――伊賀・甲賀忍者と処女忍者、三つの集団の壮絶な死闘を描く、風太郎忍法帖の極致!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

三つ巴ともいえよう作品。
出てくる忍者の数は一番多いです。
ちなみにそのうちのひとつは流派としては
初めて聞いたかな。

作品はまさに壮絶な鈴の争奪戦。
だけれどもその中でやけに浮いている人が
ひとりいませんか?
その一人がすべての鍵なので
その人を中心に物語を追いかけてくださいね。

終盤にかけてのエログロはかなりきついです。
でもそこで出てくる事実は分かる人には
途中で分かってくるのでしょう。
そう、違和感を覚えるはずだから。

ある事実には驚くと思います。
だからそういう意味なのね、とね。
こじつけといかいわない。

0
2012年10月31日

「歴史・時代」ランキング