【感想・ネタバレ】攪乱者のレビュー

あらすじ

コードネーム「久米」「輪島」「宮古」のテロリスト三人。久米は若手ビジネスマン風、輪島は秋葉原オタク風、宮古は年齢不詳の美女。メンバー三人はお互いの本名も素性も知らない。彼らは昼間、一般人の仮面をかぶりながら、夜や週末には政府転覆をめざすテロ組織の一員である。組織は、暴力や流血によらない方法で現政府への不信感を国民に抱かせようとしていた。彼らに下された任務は一見奇妙なものだった。組織が用意したレモン三個をスーパーのレモン売り場に置いてくる、丸めた新聞紙を入れた紙袋を電車の網棚に置いてくる、など、任務の真の目的とは何か。優秀な三人の遂行ぶりが引き起こす思わぬ結果とは。テロ組織の正体は。そして彼らの運命を翻弄していく第四の人物の正体は――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

パターンの似た短編の羅列かと思いきや、ラストでかなりの衝撃がある作品だった。頭の良い人間がちゃんと書ける人はやはり頭の良い人なんだと思う。哀しさと温かさの同居する話だった。

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2017年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

兼業テロリストの緩~い活動記録
3人の一人称が繰り返される。
エンディングは、やや無理矢理感あり。
串本が生きているので、続編も行けるかも。

0
2015年06月10日

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