あらすじ
捜査一課は、殺人・強盗・強姦・放火などの凶悪犯罪を追う警察のセクション。中でも首都東京を管轄する警視庁捜査一課は、日本全国、いや世界までもが、その動向を注目する超プロフェッショナル集団だ。そのトップを務めた著者は、42年間にわたる警察官生活の中で、どのようにして犯人のウソを見抜き、どのようにして群衆の中から不審者を発見してきたのか?
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Posted by ブクログ
相手の発言や仕草、周囲の人への聞き込みからその人の人定を見抜くこと。そのためのポイントを掴むために、日々人間観察を怠らない姿勢。同じ、人を相手に仕事する職種として、見習って行きたい。
Posted by ブクログ
○元警視庁警察官で捜査一課長等を歴任した久保氏の著作。
○数々の現場経験、捜査経験から、犯罪者とは何者か、どのような行動様式があるのか、どのように見抜くのかといった考え方をまとめたもの。
○事例が多く、とても興味深い。
Posted by ブクログ
元捜査一課長の著書。
その経験を生かして、具体的なビジネスシーンとか、人との関わり方を語るものかと思ってたら、本気で自分が扱ってきた事件についての説明だった。
生々しくて面白かった。
あんまり実生活に役立つとも思えんかったけど。
ただ、最後のあとがきが、本人ではなく、これもまた別の元警察勤務者による賛辞で、ここは要らんわ。
Posted by ブクログ
捜査第一課の仕事に一番必要とされる資質は「カンがいい」ということ。そして「カン」は「観」で磨かれる。人を見る目を養い自分の内面を見つめなおすのが本書の目的。嘘を見抜く極意、真実を聞き出す極意、怪しい者を見抜く極意、人間の本性を見抜く極意、遺体から真実を見抜く極意、凶悪犯を見抜く極意。徹底した人間観察と五感の集中により見いだされた極意は犯罪捜査のみならず実社会のあらゆるところで活かせる。相手の懐に入り相手に寄り添う。いきつくところは相手に対するおもいやり。しかと自らに言い聞かせたい。
Posted by ブクログ
仕事に役立つところがあればと思って手に取りました。
人を見抜くテクニックが述べられているというよりは、著者が過去を振り返った自分史という色彩が強いです。
実際の事件について記載されたところは、事実だけになかなか興味深かったです。
感を養うのは実践に勝るものはありません。
私もできる範囲で、人間観察してみようと思います。