あらすじ
28歳の若さで末期の卵巣がんと診断され、余命半年の宣告を受けた著者。最後の数か月は好きなことをしようと車イスで渡仏し、そこで奇跡のトマトに出会います。
薬の副作用で味覚障害を抱えていたものの、モンマルトルのビオマルシェでトマトを食べた際に唾液分泌が発生し、味覚がまだ残っていることを認識しました。
それまでは食べることを放棄していましたが、食べることによって身体も心もできていることに気づき、自分自身で「食で細胞活性再生することはできないか」と思い立ち食の勉強を始めます。食事療法によってがんを克服する過程や、料理が大の苦手だった著者がパリのリッツ・エスコフィエでフレンチガストロノミー上級ディプロマを取得、さらに中国で国際中医薬膳師免許を取得した際のエピソードを交えながら、体の不調に効く食材や料理、薬膳のレシピを紹介しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
非常に貴重な奇跡的な体験談を読ませて頂き勇気付けられて本当に有難かった。特にトマトに関する記述の鮮明さ印象的で人間のあらゆる生命力をさらに信じるキッカケとなった。
Posted by ブクログ
面白かったです。
私個人としては、病気を受け入れる、意識を変える、主体的に選択して生きることによって、病気というのは消えてしまうのではないかと思っている。
だから、ガンなどの病気になっ時には逆にチャンスで、こらまでの考え方や生き方を変えるべきなんだ。神からのお告げではないが、そういったメッセージとなっていると考えてもいいだろうと思う。
2016.7.22.
Posted by ブクログ
感動した。
ぜひとも取り入れたいけど、読めば読むほど色んな食材が出てきてパニック!色んな食材をとれってことか!そりゃそうか。
ちゃんと学びたい。とりあえず薬膳と東洋医学だということはわかった!
Posted by ブクログ
興味があって読んでみました!
医学の力だけでは直せない、説明できないことがあるので、高遠さんは身を持って体験してるんですね。
資格も取られて意欲的に活動なさってすごい方だと思います。
Posted by ブクログ
もともとメディカルハーブに興味があり
食材の持つ力を知りたいと思っていたので
手に取ってみました
個々の身体に合わせた食材を選んで摂り
身体本来のスムーズな状態にする、と言うのは共感でしたが
薬膳の陰陽や五行など理解するのが難しいのと
作りたいと思えるレシピがなかったのが残念
Posted by ブクログ
食べ物だけでがんは治らないけどなぁ。
日々の食生活で取り入れられるところは
取り入れて、健康のためのに真似できる
ところはやってみたいけど。
アンチエイジングのためにも。
ぜひ闘病生活の状況がどんな感じだったのか
学業との両立を含めて記してもらえればなと
思った。
Posted by ブクログ
強烈な印象を与えるタイトルに惹かれて買いました。
フランスでトマトを食べてカラダが蘇ってくる下りが、
とても心に残っています。
最近体調を崩しがちだったので、
食生活の改善を図っている真っ最中なので、
この本の内容が役立ちそうです。
いくつか載っている薬膳レシピは僕の好みでは
ないのだけど、一つくらいは作ってみようと思います。
食べ物が体を作る。
当たり前のことなのだけど、
しっかりとそのことを頭においておいて、
体にいい食事を心がけようと思います。