あらすじ
「駄目だ。離さない」 始種の骨を略奪した黒竜を追い、古王国に向かった白竜のシュトラールとその“花嫁”である澄白。王宮の地下で、澄白は亡くなったはずのゴルト族の竜、アメテュストと出会う。人間の手により鎖で繋がれた“女神”の存在は、王国の運命だけでなく優しく穏やかだった澄白とシュトラールの関係さえも変えていく――。姫君と竜の青年が織りなすドラゴンラブファンタジー、人気作第五弾!
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澄白が、サルグ・アーセファともヴェルミリオンとも絡みが!あった!脇役がちゃんと活躍していて感無量です。
お話自体はかなり盛り上がり(悲しい方向に)、澄白はとても辛いと思うけど、強くなってほしい。
あ、あと、あの始種どうなっちゃったの…?
まさかあれで終わり…?
Posted by ブクログ
もう、最初から最後まで目が離せませんでした。
澄白にとっては2度目の嘘をつきシュトラールを裏切ってしまった。
でも約束してしまったからには守らないと、そしてアメテュストの気持ちも痛いほどわかる。
葛藤の苦しさがこれでもかと描かれていました。
シュトラールも包み隠さず打ち明けて欲しいと思うもどかしさ
知った時の裏切られた悲しみ、そして強い強い怒り。
必然的にこうなってしまうのだとわかっていても
2人の気持ちが痛いぐらいにわかってもうただただ辛かったです・・・
沙久羅の時もアメテュストの時も人間と竜は10年しかもたないのかな?思いました。
最後のシュトラールの言葉がとても印象的でした。