【感想・ネタバレ】リアクトのレビュー

あらすじ

1992年、N中学校2年4組の美雪は、未来からきたという保彦と出会う。ある小説を探して一夏を過ごした彼は、300年後へ帰ったはずだった。そして1992年秋、西暦3000年からきたタイムパトロールの少女ホタルは、過去が見える能力者、坂口霞との遭遇をきっかけに岡部蛍の小説『リライト』に疑問を抱く。作中で2年4組の同級会が開かれたという2002年に向かったホタルは、恐るべき夏の真実に近づいてゆく。シリーズ第3弾

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ふ、複雑~~~!
リライトが本当に小説だったというので、物語の様相が変わってきた。リライト、リビジョンで引っかかっていたところは、それでいいらしい。おそらくは完結編で回収されるであろう、ので、読むしかない。「報い」だな、と感じていたのも正しかったようで、個人の都合で巻き込むな!と保彦に言葉をぶつけるシーンはスカッとした。
しかし、こんな複雑な物語をよくリアクトできたものだと感心する。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4つのプロローグから始まり、前作『リビジョン』で感じた違和感を序盤でちゃんと疑問として提示してくれて、『リライト』がそのまま作中作として存在して、メタミステリじみてきてますます好みの作品になっている。

だがしかし、その分とてもややこしく複雑になっている(ぎりぎりついていけてるかなって感じ)。
一応作中でお話を整理してくれている(んだろう)が、それを完璧に理解してるとは言えない。
まあ、時には分かったふりをして読み進めるのも読書する上での一つのコツだと思う今日この頃。特にこういうSFは。。。

ただそれでも最終巻『リライブ』でどういう結末を迎えるか気になることには変わりない。

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2023年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はぁー、もう考えるの嫌になってきた。
わざとなのか、説明がわかりづらいんだよな。
もう気になったところが矛盾なのか、物語上のパラドクスなのか判断がつかなくなってきた。
時間SFというよりファンタジー色が強くなってきて、「何でもあり」みたいになってきたのも引っかかる。

『リライト』の物語を違う視点からひっくり返してくる、というのは面白かったのだが。


以下内容メモのため、ネタバレ注意。



※ネタバレ注意※

・岡部蛍=友恵
 穂足から霞と保彦の話を聞いて、『リライト』を書く。
・坂口穂足
 1992年の岡部町に転校してきて、友恵の家に住む。
 保彦の物語が始まる前に、学校から脱出。
 美雪の担当編集者・相良となる。
・ホタル
 西暦3000年のタイムパトロール。
 保彦を追う過程で未来に帰れなくなる。
 自らに暗示をかけ、美雪として過ごし、「時を翔ける少女」を執筆。

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2020年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり一度読んだだけでは理解が追い付かない。
未来のタイムパトロールが繰り返す7月に巻き込まれる話。
冒頭でミステリーかと思わせておいてただのラストへの繋ぎ回のイメージ。

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2018年04月29日

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