【感想・ネタバレ】世界が終わってしまったあとの世界で(上)のレビュー

あらすじ

最終戦争後の世界。幼いころから苦楽をともにしたぼくと親友ゴンゾーは、一種のトラブルシューターとして活動している。ある日、戦後世界の秩序を維持している装置〈ジョーグマンド・パイプ〉の大火災を消し止めるよう依頼されたぼくらは、大量破壊兵器によってもたらされた混沌のなかへと乗り込んでいくが、行く手には奇怪な陰謀が待ち受けていた――。大型新人による波瀾万丈の近未来青春アクション・サスペンス登場!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

分類はSF、といってもサイエンスフィクション(science fiction)ではなくサイエンティフィックファンタジー(scientific fantasy)だと思いました。戦争で最終兵器が登場し、そのせいで世界が終わりますが、終わったのは昔の古い秩序であって、世界は間違いなく続いています。戦争は最悪の選択だとみんなが分かっていて、でも戦争になってしまう辺り、いまの世界が行きつく先を示しているようで興味深いです。下巻でどういう展開になるのか楽しみです。

0
2014年11月28日

Posted by ブクログ

大量破壊兵器により破滅してしまった後の世界で混沌とした状況を修復する装置〈ジョーグマンド・パイプ〉に火災が発生。危機管理会社に所属する主人公「ぼく」や親友のゴンゾーその他のメンバーで火災の鎮火に向かう…というオープニングから一転、「ぼく」の子供時代からの年代記が始まる。
大学を卒業して軍隊に所属し、大量破壊兵器である〈逝ってよし爆弾〉が炸裂したところで下巻に続く。
…賑やかで破天荒な文体で、挿入されるミニエピソードもブッ飛んでいるので、好き嫌いが分かれそう。

0
2025年05月07日

Posted by ブクログ

 めくるめく世界である。
 あれ? SFだっけ。現代のようだけれども……現代にしては、いろいろとできすぎる、そうか、SFだからか、となる。

0
2015年07月12日

「SF・ファンタジー」ランキング