あらすじ
世界を守る〈ジョーグマンド・パイプ〉の消火に出動したぼくと幼馴染で親友のゴンゾー。しかし、その依頼は予想よりもはるかに深い闇を秘めていた。ゴンゾーと別れてひとりでさまよう羽目になったぼくは、故郷での人生をふりかえり、すべての黒幕に立ち向かうことになるが……。圧倒的な筆力で怒濤のごとく語られる、最終戦争後の世界における闘いと友情と恋。笑いとアクションに満ちて世界を驚嘆させた怪物的デビュー作。
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Posted by ブクログ
え?っとなる展開が待っていて、じゃあ今まで語られていた世界とぼく、何だったのか、驚かされる。竹宮恵子的世界もあるね、と同じく読み終えた者と語り合う。
あとは、やはりウッドハウス好きなのね、と。親子でね。
Posted by ブクログ
上巻で主人公〈ぼく〉の子供時代からの人生をなぞってきたが、ようやく下巻の冒頭で時間軸が現在に追いつき、ジャーグマンド・パイプの火災を消し止めることに成功…したが、直後にニンジャ軍団の襲撃を受ける。
そこから話は転調し、主人公〈ぼく〉の正体やジャーグマンド・パイプの正体や陰謀の黒幕の正体が明らかになり、最後は黒幕と格闘戦。
クドいドタバタお笑いまみれの文章は好き嫌いが分かれそうではあるが、面白く読めた。けれど、再読する気力は無いかもしれない。
Posted by ブクログ
「豊崎由美の本棚」から購入。
多数の折り目と赤ペンと共に読める機会をいただきました。
冒頭のいかにもSFな出だしから、時系列がかわり、
おや?
っとなってから脳内がかなり混乱。
後半にいろいろ繋がって理解しました
が読み切れたか怪しいので再読します。
2回読もうと思うくらいには面白い作品だと思います推奨
Posted by ブクログ
上巻で若干冗長じゃない?と思っていたお話が突然極彩色になる感覚。
タイトルの世界が終わってしまったあとからが、どうしようもない位に面白い。
だんだんと、ゴンゾーがかわいらしく見えてくるから不思議だ。
ああ、面白かった。SFが好きならオススメ。