【感想・ネタバレ】世界が終わってしまったあとの世界で(下)のレビュー

あらすじ

世界を守る〈ジョーグマンド・パイプ〉の消火に出動したぼくと幼馴染で親友のゴンゾー。しかし、その依頼は予想よりもはるかに深い闇を秘めていた。ゴンゾーと別れてひとりでさまよう羽目になったぼくは、故郷での人生をふりかえり、すべての黒幕に立ち向かうことになるが……。圧倒的な筆力で怒濤のごとく語られる、最終戦争後の世界における闘いと友情と恋。笑いとアクションに満ちて世界を驚嘆させた怪物的デビュー作。

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Posted by ブクログ

え?っとなる展開が待っていて、じゃあ今まで語られていた世界とぼく、何だったのか、驚かされる。竹宮恵子的世界もあるね、と同じく読み終えた者と語り合う。
あとは、やはりウッドハウス好きなのね、と。親子でね。

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2014年06月28日

Posted by ブクログ

 上巻で若干冗長じゃない?と思っていたお話が突然極彩色になる感覚。
 タイトルの世界が終わってしまったあとからが、どうしようもない位に面白い。
 だんだんと、ゴンゾーがかわいらしく見えてくるから不思議だ。
 ああ、面白かった。SFが好きならオススメ。

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2015年07月12日

Posted by ブクログ

上巻を読み終えてから少しずつ読み進めていましたが、とうとう越年してしまいました。下巻で最初の状況(パイプの火事が起きて出動するところ)へ戻り、そこからまた色々なことが起こります。読みながら、そうだったんだ、と驚いたり、オメラスの地下牢の話を思い出したり(たった一人の少年の犠牲によって世界の秩序が保たれているという話)、現在の世界がどう成り立っているかを考えたり、この物語はやはりサイエンティフィックファンタジーだなあと思ったりしました。知的刺激に富んだ、主人公とゴンゾーの青春の物語です。

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2015年01月09日

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