あらすじ
【SD名作セレクション(テキスト版)】心身を極限まで鍛え、兵器をも超えた力を持つ存在・武侠。童貞のみが使える強力な武術『童子神功』を使うカザンは、ある時、相棒の美少女ルゥランと共に海賊から一人の姫君を助ける。しかし、同時に海賊の背後に控える恐るべき敵の存在を知ることとなる。カザンたち『銀河武侠』の最大の敵対者『暗黒武侠』が姫君・アルフェミナを狙っていたのだ! しかもその男・グントラムは、カザンとルゥランの人生を狂わせた原因ともいえる、宿縁の相手だった…! 銀河を揺るがす武侠たちの戦いが、いま始まる! 第10回SD小説新人賞大賞受賞作、堂々刊行!※この商品にはイラストが収録されていません。
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Posted by ブクログ
童貞にしか扱えない最強武術やら『気合いの入った金属(ガッツメタル)』を使ったスーパーロボットやらのバカ設定がてんこ盛りで、細かいことを気にせず気持ちよく読める作品です。主人公とヒロインが相思相愛幼馴染みで大変美味しくいただけました。何はさておき、宿命レベルで繋がっている二人の絆が素晴らしいですね。とある事情でくっつけないだけで、既にお互い好感度MAX状態なので、日常のいちゃつきっぷりが深刻です。砂糖吐く準備を済ませて読みましょう。
Posted by ブクログ
スーパーロボットとか功夫とかロマンとか熱血とか、そういう熱っついものを詰めこんでエンタメに仕上げて、何故か童貞で割っちゃうという離れ業w でも、それが凄くいいアクセントになってるのが心憎い。
このお話は、とにかく素直にギャグに笑い、主人公とヒロインのやりとりに身を捩り、クライマックスには涙した。参った。
あと、量・内容共に読み応えバッチリで、気分的には500頁ぐらい読んだ気分w
Posted by ブクログ
評価:☆4
人間の三大欲求の一つである性欲。その充足を生涯満たすことが叶わぬ童貞のみに使える強力な武術「童子神功」を使う主人公カザン。
もちろんこの設定に釣られて読み始めたんですが、中身はかなりしっかりとした熱いSFロボットものって感じでしたね。
カザンとルゥランの過去はもちろん、各種設定やカザンが童貞で居続けるわけなどもきっちりと説明されててとても自然なものでした。
敵キャラも小物キャラと、敵でありながらも自らの義を貫く"良い"敵キャラとが出てきてるのはGOOD。
特に後半の展開はかなり熱かった!
超能力とかも使って何でもありな世界だけど、勢いが凄かったね。
鉄塊王と惨骸皇との一騎打ちは情景が頭に浮かんできたよ。是非映像で見てみたいw
「童貞のままで死んでたまるかぁぁぁぁ!!」
何と悲痛でカッコ悪い叫び(笑)
ただ、文章がちょっと読みにくい。SFロボットとなると少し堅苦しくなるのは仕方ないけど、それにしても読みにくかった。
あと、後半を読めば尚更なんだけど、ルゥランがカザンが童貞であることに関して茶化すのはいただけないな。自分の命かかってるんだからそこはからかっちゃダメでしょうに。
マイナス面はこの2つかな。
でも総合的に見ると楽しめたので☆4つ。4.5でもいいけどそこは次巻に期待!
Posted by ブクログ
武侠というか、カンフー映画とロボットアニメの組みあわせ。
「気合のはいった金属(ガッツメタル)」なるものが出る時点でそういうものだと認識すべし。
で、設定が生きてるっていうか、いいねぇ、いろいろ台無しで。
まじめな理由もちゃんとしてるし、それでいて肝心なところで台無しになるのがまた空気読んでいいというか肩の力抜けるというか。
ネタ的に二巻目にひっぱるものでははない、とおもうけど…続くんだろうなぁ。最近の風潮だと。
Posted by ブクログ
話はふつうで描写も普通に良くできているが
普通を連呼したくなる個性のない良くあるオトコノコ向け作品
純に男子向けであることは全然まったく悪いことではないが
自分に向いていない
この前「話の向き」「展開」「文章」の3種で特長を挙げたけれど
娯楽で小説での狭い範囲でも
これだけで分けられるものでもないのがわれながら良くわかる
「趣向」「意匠」や単に登場人物の「キャラクタ」
もっとあいまいに「読み味」「雰囲気」というものでも
「好み」「思い」「思い入れ」は左右され
出来不出来という名の「評価」を作る
Posted by ブクログ
読みにくい。これに尽きる。設定は多いし、無駄に説明してる感はどうしてもある。けど、内容は王道。ルゥランはえろかわいい。最高なのは主人公が童貞野郎と書いてウィザードなこと。最初読んでてこの設定を持ち出したかと思いました。結構おもしろかったかも。