【感想・ネタバレ】―明治めちゃくちゃ物語―維新の後始末のレビュー

あらすじ

倒幕果たせど、維新の道険し――「一人前の国家」を目指す日本の前には、未知なる難題が山積み。失業した侍をどう処するか? 国の借金をどう返すか? 国防を誰に任せるのか? 首都の都市計画をどうするか? 人道的な裁判や刑罰とは? 表現の自由は認めるのか? 西郷隆盛ら反対派をどう収めるか? 明治初期、無我夢中で国作りに励んだ男達の悪戦苦闘を描きながら、近代国家「日本」の原点を探る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

箱館戦争が終結してしまうと、私の幕末維新史への関心ががくっと落ちる……んー、というほどでもなく、会津が斗南藩で再興を志して苦労するとか、榎本武揚や大鳥圭介が五年投獄された後に官僚として取り立てられて活躍するとか、斎藤一改め山口次郎改め藤田五郎となった方が西南戦争では抜刀隊に入隊して佐川官兵衛らとともに奮戦するとか(熊本の攻防では谷干城を補佐して山川浩が活躍する)、ピンポイントでは知っているのですが、やはり関心の源が幕末なのでちょっとずつずれていくのです。
とりあえず私は、西郷隆盛を神格化しない派です。

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2014年05月09日

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