あらすじ
大人気「ドクター伊良部」シリーズでおなじみの著者が、総合スポーツ雑誌「Number」で連載したエッセイ集。もちろん、そこには奥田テイストがはっきりと! 特定の選手やチームには一切取材せず、ファンとして、あるいは単に観戦者として“フリー”の立場で綴っているため、極めてニュートラルな書き方に。サッカー後進国の振る舞いを恥じ、プロ野球選手の名前をマジメに考え、大相撲の八百長にはやや寛容? スポーツから覗いてみるニッポン!
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Posted by ブクログ
【文章】
読み易い
【気付き】
★★★・・
【ハマり】
★★★★・
【共感度】
★★★★・
ユーモアを交えた皮肉的な言い回しが、面白かったです。
欧州では、サッカーは労働階級のスポーツとして位置づけられていて、扱いもそれなりというのは、初めて知った。
Posted by ブクログ
新大阪へと向かう新幹線の中であっという間に読んでしまいました。
この人のスポーツを見る視点というか独特の見方が面白いです。
私もちょっと共感できる部分が多かったりして。
特に野球選手の名前の考察なんかは面白かったです。
中田翔って確かにちょっと見た目とのギャップも凄いし
勝男のほうが似合ってますね。
単行本自体2011年頃に出たもので南アフリカのW杯の話なんかは
懐かしく読めると思います。
スポーツの話って昔の話でも古臭くなくっていいですね。
最後にスポーツの楽しみは語る楽しみにあるっていうのも納得です。
昔になればなるほど記憶も曖昧になって好き勝手語る事も出来るというもので
そういうのも含めて楽しめるよなと思わせてくれる作品です。
Posted by ブクログ
スポーツ(主に野球)に関するエッセイ。ははは、面白い。かわいい人ですね、奥田さんって。スポーツの知識もすごい。野球だけでなくサッカーもスキーも。こんなに面白い人なので、「伊良部シリーズ」は納得いくけど、ほんとに「オリンピックの身代金」とか本格ミステリー書いた人なのかなあと疑っちゃいますね。多才な人なんだなー。