【感想・ネタバレ】世界のエリートが学んできた 自分の考えを「伝える力」の授業のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本人には足らないと言われる、自分で考え発言し議論を戦わせること。
その具体的なノウハウがつまっている。都度見直し実践すべき書。

28 エクササイズ:★
ニュースを見て、そのニュースについてどう思うか自問する。その答えになぜそう思うのかという根拠を考える。できれば30秒ぐらいで。 結論=>根
ひとことですぱっというエクササイズ(p.85)

39 伝えるための2ステップ
理解する->相手目線で伝える
自分が伝えようとしている「何か」を自分でちゃんと理解する。5歳児にも教えられるぐらいに。5W1Hでつっこみする。
 伝えるときは徹底して相手目線で。
 「ちなみにxxってごぞんじですか?」「さすが!」と受け止めるのも大事なコミュニケーション。
ルネサンス時代の人にPCを説明する例 大きな箱の中にレオナルドダヴィンチが入っていることを想像してみてください。
46
1.最初に、シンプルかつ十分な定義をもってくる
2.詳細説明は 何を入れて、何を捨てるかがカギ
3.詳細の並べ方は、逆ピラミッドで(重要度の高いものを最初に(結論、定義、根拠)そのご5W1H

p.65 自分を前面に出す伝え方★
「この間Aという映画をみたけど、おもしろかったよAのこと知ってるBが大学教授なんだけど、xxxx 何が面白いかってBの演技がとにかく緻密なんだ。ストーリーも面白いね。お勧めだよ、あのえいが」

p.76 「なぜかというと」「根拠は」などの表現はなるべく使った方がいい。
p.80 あくまで自分の一意見であることを伝える、
in my opinion, personally, as far as I'm concerned, if my memory is correct,
p.83 伝えるための良い声 おなかに口があるつもりでゆっくりと大きく言う

p.101 意見は感情ではなく、何が言われているかを理解すること。「事実」に注意を向ける。
慣れないうちは何が言われているかの、事実を、紙に書いて確認するクセを持つようにする。

p.102 ★
議論に足らないものが見えてくる Six Thinking Hats
白(事実)、赤(感情)、黒(悪い点)、黄(良い点)、緑(新しいアイデア)、青(全体をまとめる)
議題メモなどにこの色をベースにまとめたり、意見を募ると面白い。


p.121 「私は別意見なんです」と前置きしてから反論する。
p.122「先ほど〇〇とおっしゃいましたが」というクセをつける

p.132 究極のゴールは? 「そもそも何のために、この議題を話し合っているのでしょうか。この話し合いの目的はなんですか?」
p.146 この世に間違った意見などない。
p.152 まずうけとめて->自分の主張が鉄則

p.188 ストーリーの選び方・作り方
1. プレゼン全体の「結論」把握してストーリーの方向性を決める
2.結論を本質に落とし込む
3.ストーリーを選ぶ

p.199 ストーリーの構成は4コマ漫画に学ぶ
とにかく4分割にしてみる。
p.200 ストーリーはきれいにまとめず、具体的に語る

★208 グローバルプレゼンのコツ13
1.聴衆とのアイコンタクトじゃ後ろに座ってる人から
2.自分の言葉で本音を語る
3.語る資格があることをアピール
4.数字は聴衆がイメージしやすいように加工
5.1に練習、2に練習
6.イントロは面白さより、全体の予告が大事
7.超中途自分を同じレベルに置く
8.原稿は、読まない、持ち込まない
9.メモにはキーワードだけ
10.スライドは文字を詰め込みすぎない
11.自分に関係のある話だと思わせる
 「それが皆さんにとって何を意味するかというと」
12.ジョークは必須ではない
13.服装は どうみられたいか を考えて

233★
ストーリーを具体的に語るためのエクササイズは、
身の回りに起こったころを暇をみつけては4コマ漫画にする。★

0
2016年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の考えを伝える力の授業

自分は説明が下手だと思っているから読んだ。
また、仕事で何かについてDiscussionをする機会が多い中で、自分の発言を誰も聞いてくれていない、議論に有意義な発言をできていない、自分の言いたいことを伝えられていないように感じる部分があったことも、この本を読むに至った理由の一つ。

特に刺激を受けたのは以下の3つの記載

●間違った意見はない
今の会社に入って「自分のValue(価値)とは?」と考えることがすごく増えた。
答えは「自分であること」に尽きると思う。
こんなこと言ってもいいかな。といって発言することに怖気づくのはもったいないと思った。

●議論している相手は審査員でも何でもない。必要なのは自分を理解してもらうこと。そのためにわかりやすく伝えること。

●「自分はダメ」という思いはほとんどの場合、客観的な事実ではなく、自分の解釈である。
自分が最初に出した意見と議論後の結論が大きく変わっていることが、多々ある。
私は間違っていた・能力が低い、と思うことがあるけれど、それはもったいないことだと思う。
(頭でわかっていても、実際にへこまないことは難しいんだけど。。。)
なぜ他の意見が出たのかを考えて、Discussionに貢献する方がよっぽどプロとして大事。
絶対にこの点は克服したいと思った。


特に本のLesson 3がまとまっていてわかりやすかった。

0
2016年01月13日

「ビジネス・経済」ランキング