【感想・ネタバレ】演奏しない軽音部と4枚のCDのレビュー

あらすじ

16歳の秋、私の人生を変えたのは「演奏しない」軽音部と4枚のCDとの出会いだった。

高校一年の秋、楡未來(にれ・みらい)は亡き叔母が
“4枚同時再生が必要な”CDを遺した意味を探るため、軽音部の部室を訪れた。


そこで待っていたのは、演奏しない「聴く専門」部員・塔山雪文(とうやま・ゆきふみ)。
挙動不審で怖がりだけど、
音楽にはものすごく詳しい塔山の力をかりて、未來は叔母の真意を追う。

架空言語で歌う曲を題材に書かれた小説の盗作騒動、
壊されたギターと早朝の騒音の関係など、
学校で起こる事件を音楽の知識で解き明かす全4篇/掲出の書影は底本のものです

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Posted by ブクログ

ネタバレ

音楽に興味は無かったがジャケ買い。当たりだったなー。論理は少し強引なところもあったけど巧妙な掛け合いと一冊の連作集としての構成力はとても良かった。

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2014年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

比較するのも野暮なのですが,カメラ小僧と暗室探偵よりも面白かった。音楽ネタもなかなか渋いし,ちょっとお馬鹿な主人公に共感しやすい。つづきは出るのかな。期待です。

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2016年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文芸部員女子と軽音部員男子を中心にした、高校生推理物。

実在のバンドやCDをモチーフに薀蓄と小ネタとトリックを仕込んであるのが、元ネタ知らなくてもそれなりに楽しめる。

一人称の小気味よい文体で軽く読めるけれど、後には残らない。

1点、推理物として解が与えられていない謎が残っているのが気になった

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2014年06月03日

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