【感想・ネタバレ】殺戮のチェスゲーム(下)のレビュー

あらすじ

ヴァンパイアが人の心を操るメカニズムを解明したソールとナタリー。彼らは、毎年バーラント一味が彼の島でパーティを開き、人狩りゲームを楽しんでいることをつきとめる。今年はそこに大佐も現われるという。精神コントロールへの対抗策を秘めたソールは、人狩りの獲物になりすまして島に潜入、大佐との対決を試みる。だが大佐の前に引き出された彼を待ち受けていたのは、悪夢の人間チェスだった。超大作ホラー全三巻。ローカス賞受賞。/掲出の書影は底本のものです

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一気に最後まで読んだけ、面白かった。
ただあまりにも多くのエピソードが並行して進むし、その場面転換が頻繁なので物語がぶつ切りの印象は否めない。4人位の主観で描くのだが、一つのシーンはそれをそれぞれで描くから重複してしまうし、却って物足りない。何より本質に関係のない細部描写が多いし、このヴァンパイア共が何をしたかったのかはっきりしない。
人類の運命をかけたチェスだけ?
そのオチがしっかりしてれば、もっと物語の方向性がしっかりしただろうに。とはいえ十分楽しめたから、次は「ハイペリオン」シリーズかな?

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2014年04月12日

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