あらすじ
現在へと帰還したラゼル。季節は、春から初夏へと移り変わろうとしていた。死んだ筈だったナツメと対峙してから、様子のおかしいバロックヒートは、ラゼルと共に訪れた海で突然姿を消してしまう。行方を案ずるラゼルだが、ある日街でセラの知り合いだという女性に声をかけられる。ラゼルの身体に癒着したピアスについて話す、その女性の正体はナツメで――!? ついに幕を開けた最終章、怒涛の展開から目が離せない第20巻!!
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Posted by ブクログ
現代に戻ってきたラゼル。
過去と今と敵と味方となにもかもが交錯していく。
ひーたんが…。
ここにきて、そっちいくかなぁひーたん。
ひーたんびいきなので、がっつりテンションが下がりますよ。
物語は、この世界の組織というか、根底そのものを覆す勢いで進んでいるっぽいのだけど、ラゼルの周囲は彼女的な妙なノリであわただしいけれど、常に楽観的なのだ。というか、騒動そのものを、どういう形であろうと楽しんでいる。
彼女の強さはここにつきるよね。
揺るぎないポジティブ。
って、ひーたんに足りないのはそこか、と思い至る。
まぁ、ひーたんは大人だから、ポジティブだけではダメだということも、守るためにあえてネガティブにならざる得ないこともあるって知ってるからなんだろうけど。
なんか帯に「最終章開幕の20巻」ってあるのだけど、で、実際何巻で終わるんでしょうね。
そこが問題だww
うーん、、、
もうこの本を読みだして10年ほどたちます、、。小学生が大人になりました(笑)長い歳月読んでいるので惰性で読んでいますが、10巻以降くらいから全体的に微妙です。絵柄も初期のゴシック調から萌え絵?のようになっていますし、キャラ立ちも初期とは違うと思います。
父親の件は一応解決したようですし好きな作品だからこそ風呂敷は広げずに綺麗に終わって欲しいです。